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加速する中国の国境地帯開放

 西部大開発戦略の踏み込んだ実施に伴い、中国の国境地帯開放強化戦略は「急行レーン」に入る見込みだ。

 国境問題は中国と一部隣国との関係を長年患わせてきた。国境地帯はかつて軍事防衛の最前線だった。だが21世紀に入ると状況は一変。中国は交渉によって12カ国との国境係争を解決し、国境地帯の対外開放を制約してきた政治的障害を取り除いた。平和発展という中国の誠実な願いを隣国は等しく感じ、「隣国に善意をもって接し、隣国をパートナーとする」方針が徐々に人々の心に染みこんでいった。

 国境地帯の開放は近年、たゆまずその発展を模索し、内的パワーを徐々に増強し、全体的な水準を急速に高めている。第1に、協力分野が点から面へ、単一事業から総合へ、ローレベルからハイレベルへの転換を果たした。取り組みの重点も国境貿易、通関整備、国境貿易区の建設を主体とした初期のものから、準地域協力や国境を跨ぐ協力区などハイレベルの協力へと徐々に拡大・グレードアップした。第2に、主導力も地方ばらばらから中央の統一的指揮への転換を果たし、国境地帯の開放への政策的支援や統合的計画・調整が目に見えて強化された。

 周辺諸国と中国との間では国境を跨ぐ協力を強化する気運が高まっている。周辺諸国は中国の長期的発展を有望視し、中国との「相乗り」を望んでいる。その大部分は人口が多く、資源が豊富で、市場規模が大きい国々であり、中国の経済構造との補完性が高く、双方間の協力には巨大な潜在力がある。過去何年か協力のうまみを味わってきた隣国の商業界は、国境を跨る協力の拡大・深化をなおさらに望んでいる。ロシアは中国東北地区の旧工業地帯の振興戦略とロシア極東地区の開発計画の連結を望んでいる。モンゴルやカザフスタンは、中国との資源エネルギー協力の強化を望んでいる。パキスタンやネパールは中国との交通接続の強化を望んでいる。東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国は中国との自由貿易圏の建設をさらに積極的に進めているし、ベトナムは「2回廊・1圏」発展構想も打ち出している。これらはいずれも、さらに広範囲・高レベルでの中国の「海外進出・外資導入」に広大な空間を提供している。

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