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米軍グアム演習、南海が視野 中国の第2列島線越えをけん制

 7月末の米韓軍事演習をめぐる中米間のつばぜり合いの後、中国近海から離れるよう警告された米海軍の原子力空母ジョージ・ワシントンは人々の視線から姿を消した。8月中旬に日本海で行われた米韓演習「乙支フリーダムガーディアン」にも参加予定だったが、姿を見せなかった。だが先週、えたいの知れないこの海上の要塞(ようさい)は西太平洋にある米領グアムで行われた10日間の軍事演習「バリアントシールド2010」に突然姿を現した。中国紙、世界新聞報が伝えた。

 時期的にみて今年の演習はいささか突然だ。同演習は2006年と2007年に2回行われた後、休止状態だった。米軍が演習を突然再開した背景には、西太平洋における米軍の戦略を調整し、戦闘の要であるグアムの役割を強化することで、日増しに強大化する中国軍をけん制する狙いがあるとみられている。一方、台湾メディアは「今回の演習は南海を視野に入れた節がある」と分析する。

 中国軍事科学院世界軍事研究部の研究員、趙小卓氏は記者に対し、「米国人は空母にある種の執着がある。米国は第2次大戦後、空母を無敵の要塞とみなしてきた」と指摘。「中国など一部の国の海軍力が強まり、ミサイルの命中精度や射程距離が伸びた今でも、米軍は空母を最も重要な威嚇手段としている。空母の巡回は力の誇示で、12海里以外の海域は全て米国の勢力範囲、とアジア各国に警告しているのだ」。趙氏は、米国は世界の大局をしっかりと見据えるべきだと強調。各国軍隊の近代化が進んだことで、空母だけで世界をけん制できる時代は終わりを迎えようとしていると語った。(編集YT)

 「人民網日本語版」2010年9月27日

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