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「中国は空母を造るべきか」軍事ファンが議論

 世界で現在、9カ国が保有する航空母艦。近ごろは空母の建造・強化に乗り出す国が増えている。国外メディアの言葉を借りるなら、空母にとって今月は話題の絶えない「多事の秋」だった。英国メディアの19日の報道によると、国防予算の削減により、英国は空母から発着する自国の戦闘機を失い、今後は外国の戦闘機が英国を守ることになるとみられる。一方、フランス海軍は14日、任務遂行のためインド洋に向かっていた仏空母「シャルル・ド・ゴール」が技術的な故障により、帰還を余儀なくされたことを発表した。中国の周辺では、韓国が、6カ月以内に軽空母への改造が可能な「独島艦」級大型揚陸艦の建造を進める、と韓国メディアが報じた。このほか、インド・メディアの13日の報道によると、インド初となる国産空母の主体部分がほぼ完成し、年内には進水できる見通しという。中国紙、北京晩報が伝えた。

 中国は空母を造るべきか

 中国の公式発表によると、中国は空母の建造能力をすでに備えているという。能力を備えているなら機会を見計らって空母を建造するべきではないか、との意見をめぐり、軍事ファンの間で熱い議論が交わされている。

 ▽賛成派 「領海を守るためには空母が必要」

 「軍隊なくして発展はできない!南海と東海沖で島嶼(とうしょ)や資源が奪われているのは、中国に遠洋作戦能力がないからにほかならない。遠洋作戦は先進的な船舶だけでなく、陸海空軍の共同作戦によって実現するもの。威嚇力としての空母は戦争よりも効果的」

 「領海を守るためには強大な海軍が必要。空母は海上における制空権を確保するための唯一の保障。中国には空母が必要、その必要度はかなり切迫したもの。領海の保護に向けて、いまの経済水準を基礎とした空母建造の適宜推進を支持する」

 ▽反対派 「空母ではなく、発展こそが正道」

 「中国がいま最も必要としているのは空母ではなく、急速で安定した経済成長を維持すること。いまの成長を30年間維持すれば、1人当たりのGDP(国内総生産)は2万ドルに達する。そのときに空母建造を議論すればスムーズに事が運ぶ」

 「国の強大さを軍事力で証明することはできるが、それには極めて大きな経済力の後ろ盾が必要。それで失敗したのが旧ソ連。空母がなくても、世界は中国が日増しに強大化していると認識している。発展こそが正道であって、空母ではない」(編集YT)

 「人民網日本語版」2010年10月26日

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