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日本政界に若手が台頭 中国の対日外交の難問に? (5)

 中国はいかに日本政界の若手に対応すべきか

 現在、菅直人首相の外交上の姿勢は相対的にバランスが取れており、急進的ではない。これも前原氏ら若手の外部での発言をより際立たせている。

 仮に前原氏が早い時期に首相に就任した場合、日本の外交はどこに向かうのだろうか。「前原首相」というこの仮説は、日本の多くの民衆にとって、そう遠いことでもなさそうだ。

 朝日新聞が今年実施した世論調査で、今後10年間で誰が首相にふさわしいかとの質問では、前原氏は小沢氏、菅氏、岡田氏に次ぐ第4位。9月の菅氏と小沢氏の代表戦で、前原氏が最終的に菅氏の側に立ったことが、菅氏勝利の要因の1つだと情報筋は分析する。多くの人が「ポスト菅直人」につくことが、前原氏の狙いだったとの分析もある。これは、菅氏が何故、前原氏の急進的な発言をこれほど容認しているかを説明している。

 では、日本の若手の台頭、国内・国際情勢の変化に対応するために、中国はどうすべきか。

 専門家は今後、首相などの要職に就任する可能性のある若手について、己を知り彼を知り、彼らの思想的基盤を理解し、将来出現する可能性のある政治家の中にある危険な思想と行動に対し、戦略的から技術的な面から事前に準備しておかなければならない。

 また、こうした現実主義と付き合うことを意識し、情を説くことより道理を説くことを重視し、相手側と公式、非公式に数多く交流することが肝要だ。外交学専門のある教授は「若手の『気負った』発言に対しては、あくまでも反撃し、相手側に中国は妥協する可能性があるとの幻想を抱かせてはならない。急進的な方法を採るなら両者とも傷を負い、日本はさらに傷つくことを彼らに意識させることが必要だ」と強調する。

 若手が今日の規模と力を借りて、日本の政治の動向に将来影響を及ぼす重要な勢力となっていることは争えない事実だ。幼稚さから成熟へと、感情的な行動から理知的な対応へと脱皮することが、こうした若手が成長に向け避けて通れない道であり、中国が対日外交で正視しなければならない現実でもある。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年11月5日

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