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中国人記者、G20で「アジアを代表」 発言権高まるアジア

芮成鋼キャスター

 中国中央電視台(CCTV、日本のNHKに相当)のロイ成鋼(ロイは草かんむりに内)キャスターが、韓国で開かれた20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が閉幕した12日、オバマ米大統領の記者会見で「私はアジアを代表できる」と大胆な発言を行い、世界を驚かせた。中国国営・新華社通信のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 もっとも、これは誰が誰を「代表」するのかという問題にこだわる必要は全くない。むしろ、「アジア」という点に注目するべきだ。ロイ氏がもし「アジアの記者として」質問をしたのであれば、より大きな拍手が起きたに違いない。

 国際舞台でアジアを代表して発言する自信と勇気をCCTVのキャスターに与えたのは、アジアの近年の台頭にほかならない。新興工業経済地域(NIES、韓国・台湾・香港・シンガポール)、ASEAN4(タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン)に始まり、現在は中国、インドが急成長を遂げている。特筆すべきは、これらアジアの国がポスト金融危機の世界経済立て直しに大きく寄与したということだ。アジアが世界舞台でより多くの発言権を獲得してもいいはずだ。

 アジア各国の国民がすべきことは、重要な国際舞台において「代表する権利」と「代表される権利」を勝ち取り、それを大切にすることだ。「金融津波」の強襲とアジアの溢れる活力を前に、欧米諸国は気をもんでいる。

 アジア競技大会が現在、中国で盛大に行われている。アジアが調和を保ちながら、協力し合い、日増しに強大化することはアジアに暮らす人々の幸福であり、また調和の取れた世界を保障するものでもある。

 G20サミット閉幕後の記者会見で、オバマ氏が米韓協力について弁舌を振った後、質問の機会を議長国・韓国の記者に与えた。だが誰も手を挙げなかったため、このロイキャスターが手を挙げた。韓国人だと思ったのか、すぐにロイキャスターを指名したオバマ氏。するとロイキャスターは「がっかりさせるかもしれませんが、私は中国人です。私はアジアを代表できると思います」と述べ、さらに韓国プレス席の方を向いて「韓国プレスの同意を得れば、発言の機会を与えてもらえますか?」とオバマ大統領を説得しようとした。オバマ氏はやはり韓国プレスに質問させようとしたが、韓国プレスからは手が挙がらず、「思ったより複雑な展開になってしまいました」とばつが悪そうに語った。(編集YT)

 「人民網日本語版」2010年11月22日

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