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楊外交部長:第1回「藍庁論壇」シンポジウムで基調演説

韓朝の一方に肩入れすることはできない

 「アジア太平洋地域情勢と中国の政策」をテーマとする第1回「藍庁論壇」シンポジウムが1日、外交部南ビルの「藍庁」で開かれた。楊潔チ外交部長のほか、諸外国の駐中国大使および国際機構の駐中国代表70人余り、中国駐在の外国のビジネス関係者、著名な専門家や学者、国内外の記者など、計180人余りが出席した。

 楊部長は「自信と協力によってアジア太平洋の未来を共に築く」と題する基調演説で、今世紀に入ってからのアジア太平洋地域の発展の道程と経験を振り返り、アジア太平洋地域の将来の協力についての提言や主張を表明した。楊部長は「平和を図り、安定を維持し、協力を求め、発展を促すことは人々の願いであり、大きな趨勢となっている。アジア太平洋は現在、活力と希望に満ちた地域となっている。中国はアジア太平洋各国と協力を深め、試練を共に迎え撃ち、世界の平和と発展を共に促すことを望んでいる」と述べた。

 楊部長は「過去10年間の歩みを振り返ると、アジア太平洋地域の発展の道程は決して平坦ではなかった。アジア太平洋地域は広大で、国情も社会制度も発展段階もさまざまだ。重大な問題は複雑に錯綜し、従来型および非従来型のさまざまな安全保障上の問題が入り交じり、理解や相互信頼の強化、地域の永続的平和や共同発展の維持は数多くの試練に直面している」と指摘。アジア太平洋の過去10年間の発展の道程から得られる重要な啓示として(1)協力が基礎(2)発展が鍵(3)新安全保障観の確立が保障(4)多様性の尊重が前提ーーを挙げた。

 楊部長はさらに「現在朝鮮半島情勢は再び緊張しており、中国はこれを非常に注視している。責任ある大国として中国は、一貫して物事そのものの是非曲直に照らして自らの立場を決定しており、どちらか一方への肩入れはしていない。緊張のエスカレートを防止することが喫緊の課題であり、再び火に油を注ぐようなことは決してしてはならない。関係国は冷静さと自制を保ち、事態を対話・交渉の道へ再び戻すべきだ。みなさんが目にしてきたように、朝韓交戦事件の発生以来、中国側は事態のエスカレート・悪化を防ぐために努力し、関係各国と緊密な意思疎通や調整を行うとともに、冷静さと自制を保ち、対話・協議を通じて問題を解決し、朝鮮半島の平和と安定を共に守るよう各国に促してきた。中国は12月上旬に北京で6カ国協議首席代表による緊急会合を開くことも提案した。この会合が現在の緊張の緩和に寄与し、6カ国協議の再開に向けた環境が整うことを希望する。われわれは引き続き努力し、朝鮮半島と北東アジア地域の平和・安定の共同維持を促していく」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2010年12月2日

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