ロシア第1副首相が南千島群島を視察
ロシアのシュワロフ第1副首相は13日、日本と帰属係争を抱える南千島群島(日本名:北方四島)の国後島と択捉島を視察した。
ロシアの報道によるとシュワロフ第1副首相は同日、メドベージェフ大統領の指示で両島を訪問し、2007-15年の「南千島群島社会・経済発展計画」のプロジェクト実施状況を視察。小企業の競争力強化とインフラ整備が地元社会・経済発展の鍵だと指摘した。
日本の報道によると菅直人首相は同日夜、シュワロフ第1副首相の両島視察について「大変遺憾だ」と表明した。
11月1日にはメドベージェフ大統領がロシア元首として初めて国後島を訪問。日本側は強い不満を表明し、12月4日には前原誠司外相が海上保安庁の飛行機で係争島嶼を上空から視察した。(編集NA)
「人民網日本語版」2010年12月14日