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菅直人内閣「苦肉の策」で支持率回復を狙う

 日本の与党と野党の陰日向なき争いは、今月初めの臨時国会閉会で一段落を告げた。だが意外なことに、今度は与党民主党内部の紛争が激化している。その焦点は、「政治資金」疑惑を抱える小沢一郎元党首の衆院政治倫理審査会への招致に賛成するか否かだ。

 民主党は13日の役員会でこの件について議論し、岡田克也幹事長に対応を一任することを決定した。岡田氏は記者会見で、近く小沢氏と会談し、政治倫理審査会に自ら出席するよう説得する考えを明らかにした。現地アナリストは13日の役員会に具体的な成果はなかったと指摘する。役員会は「岡田氏に対応を一任する」ことを決定したが、実は以前からそうなっている。また、「小沢氏を説得する」ことを決定したが、実は岡田氏はすでに説得を始めている。役員会のいわゆる決定は分裂を回避するための「苦肉の策」に過ぎない。

 民主党執行部はなぜこの時期に小沢元党首に切り込んだのか。現地アナリストは、第1に「政治資金」問題の解決に積極的に取り組む姿勢を見せ、内閣支持率を上げるためだと指摘する。菅内閣の支持率が比較的高かったのは、いずれも菅首相が小沢氏と一線を画していた時期だ。内閣支持率の低迷を前に菅首相は再びこの手を使おうとしている。第2に、この行動によって公明党を含む野党から審議への協力を取りつけるためだ。菅首相は、年明けに直面する最大の試練が2011年度予算案の審議であることをよく理解している。公明党など野党の協力なしに、順調な国会審議は望めない。潜在的な協力相手に向けて今良い姿勢を示しているのは、年明けの国会運営に向けた「初期投資」だ。

 「泣きっ面に蜂」。来年春の統一地方選の前哨戦として大いに注目された茨城県議会選挙の投開票が12日に行われた。民主党は24人の候補者を擁立したが、結果は全65議席中、現有6議席にとどまる惨敗に終わった。内閣支持率が低迷を続ける中、11月の千葉県松戸市市議会議員選挙での惨敗に続く敗北だ。日本政界の常識では首相の命運は選挙戦の勝敗と密接に関わっており、また、選挙の勝敗は支持率が鍵を握っている。(編集NA)

 「人民網日本語版」2010年12月14日

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