2010年12月14日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:15:09 Dec 14 2010

2010年の国際情勢:米国ファクターが東アジア関係に影響

 2010年、国際情勢は複雑に錯綜し、濃霧に覆われた箇所さえあった。だが主たる情勢は今も明らかだ。つまり時代の変遷の「定量的変化プロセス」が急速に進み、国際パワーバランスに深く歴史的な変化が生じ続けているということだ。雑誌「半月談」が伝えた。

 G20は事実上、新興経済国と古株の先進国が対等に対話する場となっている。金融システム改革では、発展途上国が世界銀行の投票権全体の50%近くを握り、国際通貨基金(IMF)でも「BRICs」が出資割当額の14.18%を担い、否決権の行使が可能となる15%に近づいている。経済回復面では、新興経済国が速やかに好転しているのに対し、古株の先進国は成長の力を欠き、発展の勢いの違いが一層明白になっている。大国関係では、英国が日本に続き、米国と「盲従的でない」同盟関係を築く考えを示し、古くからの同盟国のトルコもあまり言うことを聞かなくなり、米国の好まない国々と関係を強化し始めている。

 米国は依然世界唯一の超大国だが、その指導力は次第に低下し、すでに本来の意味での「ボス」ではなくなっている。ミッテラン元仏大統領が述べたように「(現在)東洋は成長、西洋は衰退の過程にある。西洋は憂慮に、東洋は希望に溢れている」のである。この言葉は現代における2つの異なる世界の最良の描写だ。

 ■頽勢の挽回を図る米国

 オバマ米大統領は2009年の就任以来、「時代の変遷」という残酷な現実に直面し、「心はやれど力及ばず」の状態にある。オバマ大統領は今年5月の陸軍士官学校での演説で「米国はもはや世界で単独行動をとることはできない」と指摘した。米国家情報会議も報告で「中国やインドの台頭に伴い、多極的な世界システムが姿を現わしつつある」と指摘した。

[1] [2]

  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古