2010年12月16日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:16:05 Dec 16 2010

南中国海問題:米国は中立から仰々しい介入へ

8月9日、南中国海を航行する米空母「ジョージ・ワシントン」

 南中国海情勢は今年再び緊張した。これは米国の仰々しい介入と密接に関係する。これまで歴代米政権は南中国海問題に対して中立を保ってきた。09年6月の時点でもゲーツ米国防長官はマニラ訪問で「米国の現行政策は南中国海の領土係争への不介入だ」とメディアに語った。ではなぜ現在のオバマ政権はこれまでの中立政策を変更し、仰々しい介入を始めたのだろうか。(雑誌「世界知識」)

 ■前々から企み、仰々しく介入

 実は米国は南中国海問題の多国間化、国際化を前々から企んでいた。近年米国は外交の重心をイラクやアフガニスタンからアジア太平洋へと移そうと考え続けている。オバマ大統領は09年初めの就任後、東南アジアでの影響力を回復するため、ASEANとの接触を強化し続けてきた。昨年はシンガポールでASEAN首脳との初の会談を行い、来年もインドネシアの首都ジャカルタで開かれる東アジアサミットへの出席を決定するといった具合だ。

 米国が南中国海情勢に緊張をもたらす手法で内から外へと南中国海問題の国際化を図る目的は、南中国海問題の解決に中国の戦略資源をさらに多く振り分けさせることで、その台頭を抑えこむことにある。

 中国と領土・海洋権益係争を抱える一部東南アジア諸国も、南中国海問題について中国と議論する際に強硬姿勢がとりやすくなるよう、米国が代弁してくれることを確かに期待している。

[1] [2]

  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古