李克強副総理がキャメロン英首相と会談
「中英の包括的戦略パートナーシップのたゆまぬ深化を促す」![]() |
李克強副総理は10日午後、キャメロン英首相とロンドンのダウニング街10番地(英首相官邸)で会談した。
李副総理は「世界構造に深い変化が生じ、世界金融危機の深いレベルでの影響が未だ消えていない現在、中英が互恵協力を強化することには重要な戦略的意義があり、両国および両国民のみならず、世界の平和・繁栄・発展にも寄与する。未来を展望すると、双方は大局と長期的視点に立ち、中英の包括的戦略パートナーシップのたゆまぬ深化を促し、双方のあまねく広がる成長、相互利益、共同発展を推進すべきだ」と表明した。
キャメロン首相は中国経済・社会の著しい発展を称賛。「英中両国経済は強い補完性を備える。双方は一層協力を強化すべきだ。インフラ整備への中国企業の参与・投資を歓迎する。英国は引き続き開放的な経済政策を遂行し、自由貿易を堅持し、保護主義に反対する」と述べた。
両氏はグローバル・ガバナンス体制と国際金融システムの調整、ドーハ・ラウンドなど関心を共有する世界や地域の重要問題についても意見交換した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年1月12日