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中国海軍少将:「殲20」初飛行を落ち着いて受け止めるべき

 中国は先日、成都市でステルス戦闘機「殲20」(J20)の試験飛行に成功した。これは中国の国防工業にとって新たな重大な成果であり、中国の軍事近代化を象徴する新たな飛躍でもある。だがこれによって我々が傲慢な感情や尊大な感情を抱く理由は一つもない。我々が兵器面において米国を頭とする西側先進国との間に依然かなり大きな開きがあること、甚だしくは「世代」的な後れがあることに目を向けるべきだ。最も重要なのは、これによって新たな「中国脅威論」の沈殿物が再び頭をもたげることを防ぐことだ。(文:楊毅海軍少将、国防大学戦略研究所研究員。人民日報海外版コラム「望海楼」)

 「殲20」の試験飛行成功前から、国際社会では少なからぬ流言飛語が聞かれた。試験飛行が成功し、情報が公表されると、様々な馬鹿げた論調が一方的に増えた。これはゲーツ米国防長官への「派手な挨拶の贈り物」だとかいったもので、米国では「米国がF22の数を187機に抑えたら、米国の安全係数が下がる」との声が聞かれ、日本では「北東アジアの軍事的均衡を崩す」として、適切な対応措置を講じるべきとの声が聞かれた。ゲーツ長官も第4世代戦闘機(米国の第4世代はロシアの第5世代に相当)に関する情況を日本に紹介することへの関心を示し、日本に最先端戦闘機を輸出する意向をほのめかした。

 だが、「殲20」戦闘機の出現が他国に脅威をもたらすとか、さらには軍備競争を引き起こすといった論調に対しては、これを強く重視し、十分に説明することで、誤った見解をただす必要がある。さもなくば、中国の平和発展を支える外的安全環境が破壊され、多大な害がもたらされる。適切な軍事力の発展と保有は、いかなる主権国家も有する、国家の安全を維持し国家の発展の利益を保障するための正当な権利である。中国政府は「富国強軍」戦略を打ち出したが、富国は覇権を唱える意味ではなく、強軍は好戦とイコールではない。一国の軍事力の強弱を、それが脅威になるかどうかを判断する基準とすることはできない。重要なのはどのような戦略的意図を持ち、どのような政策を遂行し、どのように軍事力を使うかだ。

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