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外国メディア:ロシアがヘリ空母の極東配備で日本に警告

資料写真:フランスのミストラル級強襲揚陸艦

 ロシアの新聞・「ブズグリャド」(25日付)は、ロシア海軍がフランスから初めて購入するミストラル級ヘリコプター空母(強襲揚陸艦)2隻について、太平洋艦隊に配備されるとのロシア世界武器貿易分析センター主任の話を伝えた。係争島嶼への不断の要求に対して、必要時には阻止すると日本に警告するためだという。

 ロ仏両国の代表は25日にフランス・サンナゼールのSTX造船所で、ロシア海軍のためにミストラル級ヘリ空母4隻を建造する政府間合意文書に調印した。ロシア側の参加企業によると一隻当たりの建造費は約6億ユーロだが、実際には少し安くなる見込みだ。

 ロシア世界武器貿易分析センター主任の話によると、ロシア海軍は第1陣のこの2隻のヘリ空母を極東の太平洋艦隊に配備する計画だ。係争島嶼(ロシア側は南クリル諸島、日本側は北方四島と呼ぶ)への止むことのない主権要求が必要時には断固阻止されることを日本側に分からせるためだ。

 同氏によると、ヘリコプター空母4隻の総価値は約24億ユーロ。これはロシア史上最大の武器輸入契約となる。ロシア海軍が大型戦艦の輸入に踏み切ったのは、海軍が急いで必要とするタイプの軍艦を国内の造船企業は短期間で開発・建造できないからだ。今回の購入には政治要素以外に単純な軍事的必要性もある。いずれにしてもロシアがミストラル級ヘリ空母2隻の入手と太平洋艦隊への配備を急ぐのは、領土問題で気勢激しく迫る日本に対応するためだ。同氏は「南クリル諸島に対するロシアの主権声明に日本の指導者が疑問を呈していることを考慮する必要がある。われわれはメドベージェフ大統領の南クリル諸島視察が東京の激しい反応と政治危機を誘発したことに注意しなければならない。実際、ミストラル級ヘリ空母2隻を太平洋艦隊に配備するのは、必要時にはこうした要求がロシア側の迅速な輸送と南クリル諸島の兵力強化によって阻止されるということを日本に分からせるためだ。つまり、これは太平洋艦隊の上陸作戦能力を瞬時に、大幅に増強するためのものだ。日本側も現在軍事力を強化している。海上自衛隊の実力はすでに太平洋艦隊を上回っている。唯一の例外は原子力潜水艦だ。自国の力が強まり、隣国の力が緩めば、日本は拳を振り上げる考えを抱くようになるだろう。たとえ準備活動に過ぎないとしてもだ。したがってこのような状況の下では、ミストラル級ヘリ空母の配備は、かなりの程度においてやむを得ない措置なのである」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年1月28日

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