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J20を高く評価する米軍のもくろみ

J?20

 米空軍の週刊誌「エアフォース・タイムス」は13日、退役したばかりの米空軍情報官の話として、「米国の西太平洋地域における海空力で統治的地位を維持できると思っている米国人にとって、J20は寝耳に水となった」とし、中国の戦闘機J20の性能は米国のF22に肩を並べ、米衛星兵器を破壊することができると警告した。過度な反応を示している軍事当局の高官に対し、米国の専門家の多くは米軍はJ20を高く評価し過ぎといった反応を示している。米軍高官の発言はF22生産ラインの再開をもくろんでのことだろうと中国の専門家はみる。

 同誌によると、退役したばかりの空軍情報担当官は、中国がAESAレーダーやエンジン、ステルス技術を有効活用した場合、この第5世代機は非常に強力な戦闘機になる可能性があると警告した。J20はF22に似て非常に高度な超音速巡航を行えるが、搭載兵器がより多く、現在開発中の3種類の空対空ミサイルなど射程が米国の同じ戦闘機を上回る。また、対艦ミサイルや対地攻撃兵器は米国の衛星を破壊する能力をもつ兵器でもある。これらの航空機は早期警戒管制機E3やE8ジョイントスターズなど米国の空中給油機や大型センサを搭載した航空機に対抗するものだと見られる。この25年間、米国はステルス技術で独占的地位を保ってきたが、今や中国とロシアがその能力を獲得した。米国のリードはすぐになくなり、現在の軍事計画に大きな影響を与えるだろう。米国の西太平洋地域における海空力で統治的地位を維持できると思っている米国人にとって、J20は寝耳に水となったと語った。

 しかしこの担当官の見方とは対照的に、他の専門家はJ20に対して平静だ。レキシントン研究院のライアン・トンプソン氏によると、J20の出現と西太平洋への米長距離戦闘機導入阻止とは関連性があるが、J20は前方に非常に小型のレーダー断面積があるだけで、米海軍のF/A-18EおよびF/A-18Fスーパーホーネットと少し似ている。正面のステルス性は強いが、両側のステルス性は弱い設計も長距離水上艦艇或いは近隣国を攻撃する設計意図と一致する。J20はF22と同じ制空権争奪を目的とした戦闘機ではないかとトンプソン氏は考える。もしJ20が長距離の海上攻撃機だとしたらF22と同じ戦闘機よりも心配だという。また、別のアナリストは、J20は適当に組み立てただけの「海賊版」に過ぎないとの見方を示す。中国にはシステム集積の技巧や本物の第5世代機を開発する技術はないとし、特にエンジンで大きな困難を抱えていると指摘する。「米国は或いは中国の航空機を高く評価し過ぎている。冷戦時代に米空軍がMiG-25を高く評価し過ぎていたように」。

 米国国内でJ20に対して意見が分かれていることについて、中国の軍事専門家は、米軍事当局はこれを機にF22生産ラインの再開をもくろんでいる可能性があるとみる。エアフォース・タイムスの報道でも米空軍情報官は、J20の出現で慎重な政策決定者らがF22の生産ラインを閉鎖する決定を考え直すだろうとしている。ロッキード・マーティン社のF22プロジェクトの総経理は、最後のF22となる、現在コード4095の第187号機の製造に取り掛かっていることを明らかにした。同社はこの製造を終えた後も、生産ラインや技術資料を保存し、生産ライン再開の準備を十分に整えておくという。米空軍情報官は最後に、「J20は5~7年後に導入されるだろうが、その時にはF22は15歳の高齢になっており、米国はその後継者を考え初めている頃だろう」と鼓吹することも忘れなかった。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年2月20日

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