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北東アジア情勢を試す米韓、米日の軍事演習 (2)

 ■合同軍事演習で抑止力をたえず顕示

 韓国統一研究院の崔春欽研究員は人民日報の取材に対し「キーリゾルブは定例のもので、軍事的挑発ではなく防御的な演習だ。韓朝関係が比較的良好な時期でさえ中断されたことはない。したがって、韓朝関係の改善は合同軍事演習を実施するか否かにかかっているのではない。重要なのは、双方の政府に関係改善の誠意があるかどうかだ。また、合同軍事演習は韓国の大多数の国民の感情を安定させるうえで重要な意義を持つ。現在、多くの韓国民は自国の安全保障について心配している。韓国政府は国民の懸念を解消することも考慮しなければならない」と指摘した。

 ある日本の安全保障問題専門家は「広い意味で言うと、日米合同軍事演習は全て、抑止力を顕示し続けることを目的としている。抑止とは、簡単に言えば心理的優勢のことだ。日米安保条約に基づき、米国の抑止力が周辺国に対して効果を保つには、2つの点を備える必要がある。1つは米国が日本を守る迅速な対応態勢を維持すること。もう1つは緊密な日米関係を周辺国に顕示することだ。日米安保において最も重要なのは緊密な日米関係の維持だ。ミサイル迎撃の合同演習は、弾道ミサイルの発射能力を持ち、かつ挑発意図のある国に対して抑止力を顕示するものだ」と指摘した。

 北東アジア地域の多くの軍事ウォッチャーは、米国が韓国や日本との大規模な軍事演習を頻繁に行うのは、同盟国に肩入れして朝鮮を威嚇するだけではなく、域内諸国にその軍事力を誇示し、アジアにおける「軍事的プレゼンス」を顕示する意図があると見ている。その結果は地域情勢をさらに複雑化、悪化させるだけで、地域の平和と安定に無益だ。

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