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全人代:集中して予算報告を審査する代表が増える

 「私が予算報告に関する発言をしよう」----。8日午前、2011年度予算報告の広西チワン族自治区代表団による審査で、広西広播電視大学副学長の陸雲・全人代代表の発言は、冒頭からよく通る声で人々の注意を引いた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 「私は増値税(付加価値税)、個人所得税、予算および予算執行関連の法整備の加速を国に提言する」。教育界出身ではあるが、陸代表は専門用語も使って自らの見解を語った。「38ページの後ろから2行目には『2つの必須事項』とあるが、どの2つの事なのか書いていない。具体的な説明を希望する」----。

 予算報告の専門性が災いして、全国両会の予算報告審査の現場は毎年発言が少ない。複雑な表、難解なデータ、繁多な名称??。予算報告を前に、何から審議すればいいのかわからない代表もいる。

 中央予算報告は国の年間支出の「勘定書」でもある。多くの西側諸国では予算報告は国中が注目し、「国の勘定書」は一般市民を含む社会各界の十分な議論と修正を経て初めて執行される。

 今年の全人代を取材していて、予算報告審査時の「発言の少なさ」に、いつの間にか変化が生じていることに気づいた。しっかりと集中して「国の勘定書」を審査する代表が増え、より良い予算の使い道について様々な角度から論証する代表が増えたのだ。

 江西省農業総合開発弁公室の調査研究員を務める陳春平代表は「予算報告の内容に、これまでよりも注意深く目を通した。通常交付金を一層増額し、特定交付金を減額することを国に提言する」と述べた。

 湖北省統計局副局長の葉青代表は「現在の中央予算報告は以前よりも内容が豊富だ。特に今年は国有資本予算の項目を特に設けている。今後も事実に沿い、予算報告中の重要な数字について必要な説明を行うことを希望する」と述べた。

 ここ数年、地方両会でも全国両会でも、財政予算報告がより詳細かつ細分化されたものになり、政府が「勘定書」を公表するという良好な雰囲気が社会全体に醸成され始めたのは喜ばしいことだ。

 湖北省人民代表大会常務委員会副主任の周洪宇代表は「人民代表大会代表は人民を代表して政府に対する監督権を行使することが職責だ。したがって、まず代表が財政予算報告を理解できるようにし、関連研修を推進し、この方面で代表の資質を高めることが必要だ。これはより良い職責履行にもプラスだ」と述べた。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年3月10日

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