2011年3月11日    メールマガジン登録I-mode登録中国語版日本版
人民網日本株式会社事業案内  更新時間:17:46 Mar 11 2011

米メディア:日本の新外相の最重要課題は中国

 日本の松本剛明新外相にとって喫緊の課題は、対中関係にどうあたるかだろう。ここ数カ月の中日間の静かさは終りに近づいているようなのだ。「ウォールストリート・ジャーナル」が伝えた。

 日本は東中国海の資源豊富な海域に対する中国の動きがますます挑発的になってきていると見ている。両国共にこの海域の領有権を主張している。枝野幸男官房長官は水曜日の記者会見の直前に、中国の漁業監視船が係争島嶼近海に進入したことに触れ、係争島嶼から離れるよう中国側に警告したことを明らかにした。昨年9月にこの海域で中国漁船1隻と日本の海上保安庁の巡視船が衝突した事件は、両国間にかつてない緊張と一触即発の事態を招いた。枝野氏はこの海域で十分な監視力を確保するため、各機関の協力を強化する考えを示した。

 中国船舶が係争島嶼(日本名:尖閣諸島、中国名:釣魚島)に接近するのが確認されたのは、わずか5日間で2回目だった。昨年9月の衝突以降、中国船舶は繰り返し同海域に進入したが、今年1月以降は止んでいた。

 アジア太平洋諸国・地区は中国の軍事費の大幅な増加と軍事力の顕著な増強への注視を強め、その他の近隣国も中国船舶の動きを警戒し続けている。フィリピンは先週、東中国海の別の係争海域に軍用機を派遣した。同国の石油採掘会社が中国警備艇から嫌がらせを受けたと報告したためだ。過去約1週間の間に、ベトナムと韓国も、敏感な海域に中国船舶が進入した幾つかの事件に不満を表明している。

 中日関係はまだ完全には悪化していない。中国外交部は月曜日、温家宝総理が5月に訪日し、中日韓首脳会談に出席すると発表した。だが日本側が挑発と見る中国側の行為は、菅直人首相にとっては特に具合の悪い時期に重なった。国会が分裂する中、菅首相は政権の存亡をかけてあがいている。

 菅首相の苦境は、前原誠司外相が日曜に辞任に追い込まれたことで、さらに深まった。前原氏は非常に人気があり、菅首相後継の最有力候補と見られていた。前原氏は民主党の外交政策通で、断固たる親米派であり、隣国の中国とロシアに対して強硬姿勢をとっていた。松本氏は前原氏の同僚で親しい関係にあるが、その政策がどのようなものかはまだはっきりしない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年3月11日

  評 論
  中国メディアが見る日本 
  おすすめ特集

地方情報

北京|天津|上海|重慶|吉林|遼寧|河北|山西|山東|河南|江蘇|浙江|安徽|福建|江西|湖北|湖南|広東|広西|海南|四川|貴州|雲南|西蔵|青海|陝西|甘粛|寧夏|新疆|香港|澳門|台湾|黒竜江|内蒙古