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誠実に助け合うアジアの心の絆

 【特集】東日本大震災

 日本で巨大地震・津波が発生すると、中国、韓国、シンガポールなどアジア諸国は直ちに被害の深刻な地区へ救援隊を派遣した。広大なアジア諸国の民間支援の反応の速さや熱意の強さによって、アジアの深い心の絆が示された。

 中国社会各界が被災地に差し伸べた援助の手、誠実な情誼は日本の人々を感動させ、東南アジア諸国の民衆からも好評を博した。筆者はタイの首都バンコクのいくつかの大型デパートで募金箱を目にした。タイの有名なテレビ番組司会者は義援金専用口座の開設を視聴者に伝えた。チェンマイでは市民が自発的に祈りと募金活動を始めた。「バンコクポスト」によると、インドネシア、フィリピン、マレーシア、シンガポールなどの東南アジア諸国でも民間組織が募金活動を行っている。

 近年アジアでは自然災害が頻発している。特に2004年のスマトラ沖地震・津波の後、各国の民間で助け合い、気遣い合う雰囲気が高まっている。

 経済のグローバル化によって世界各国の距離はかつてないほど縮まった。アジア諸国間の資本、人員、商品の流動が現在ほど緊密になったことはない。だがこうした接近は、単にある国の市民が他国で生産された商品を買うとか、ある国の企業が他国に工場を建設して雇用を創出するとか、あるいはある国の国民が他国に働きに行くとかではなく、頻繁な経済貿易往来の中で人々の感情も近づいていくことをより意味している。各国の民間援助の範囲は拡大を続け、一般市民は外国の被災者のためにより自発的に寄付を行うようになっている。

 自然災害に国境はないとよく言われる。この言葉はこれまで、自然災害の普遍性という意味合いが強かった。だが現在では、手を携えて自然災害に立ち向かうという新たな意味を帯びるようになっている。どこかの国が災難に遭ったら、周りの国々が支援する。これはすでに国境を越えた共通認識となっている。

 アジア各国の相互民間援助は、アジア人の相互ケア意識の形成に寄与する。こうした意識が、アジア地域協力を促進する役割を果たすことは間違いない。民間感情と相互理解の深まりは、既存の、または潜在的な溝や対立を和らげ、取り除く上でプラスだ。実際、アジア諸国間のいくつかの問題は、民間感情が改善されないために解決が難しいことがよくある。

 民間援助は単に民間の愛を示すだけではなく、国家と民族の発展にも関わってくるものだ。他の民族を本当に気遣うことのできる民族は、他の民族からの理解や支援も一層得ることができるからだ。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年3月21日

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