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仏英首脳、リビア危機の政治的解決を支持

リビアから脱出してきた外国人難民(チュニジア国境の難民キャンプで)

 リビアの反政府軍は28日、多国籍部隊の航空支援を受けて、同国の指導者・カダフィ大佐の出身地であるシルトを攻略したと発表した。だが米軍は同日、カダフィ大佐の軍事力は反政府軍を凌駕しており、速やかに情勢を挽回する力を保持していると指摘した。中東メディアが伝えた。

 北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長は27日夜、ブリュッセルでのNATO会議の結果を受け、リビアに対する軍事行動の全指揮権を承継すると発表。NATO最高司令官に任務の即時執行を指示したことを明らかにした。

 クリントン米国務長官とゲーツ米国防長官は27日、リビアでの軍事行動の進展や目標など国民の関心の高い問題について国内メディアに説明。ゲーツ長官は「多国籍部隊はすでに飛行禁止区域の設定任務を完了した。飛行禁止区域と人道関連の任務を当面継続する必要がある」「指揮権移行後は米軍は徐々に軍事投入を減らし、作戦に参加する他の国々の責任が増える。これはオバマ大統領が作戦開始時に他の国々の首脳と決めたことだ。たとえ状況がまずくなっても、米軍が地上部隊を投入することはない」と述べた。

 ロシア紙は28日付で、軍事行動で市民に負傷者を出さないようメドベージェフ大統領がオバマ米大統領に促したことを報じた。ロシアのロゴジン駐NATO大使も「NATOはアフガニスタンやイラクでのように戦争に全面的に介入してはならない」と警告。「NATOはリビアに対する軍事行動を全面的な地上戦の方向へ進めている。ロシアはリビアでの戦闘を緊密に注視している」と述べた。ロシアのラブロフ外相は28日、「リビアに対する多国籍部隊の軍事行動は同国の内戦への干渉であり、国連安保理の認めた範囲を超えている」と指摘した。

 サルコジ仏大統領とキャメロン英首相は28日、リビア危機の政治的解決を支持するとともに、政治的移行に向けた対話の開催を反政府派に呼びかける共同声明を発表した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年3月29日

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