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BRICSの安定は世界の発展に寄与

 BRICSの第3回首脳会議が14日に中国・海南省で開催される。南アフリカの参加後初の首脳会議であり世界が注目している。(文:沈丁立・復旦大学国際問題研究院常務副院長。「人民日報海外版」コラム「望海楼」より)

 現在、世界の一部地域に変動が生じている。今年に入って西アジアや北アフリカの一部の国々は安定を失い、現在も回復していない。最近西側諸国はリビアに対して武力介入を行った。これは現地の情勢の改善にとって無益なばかりか、世界のエネルギー供給に一定の影響を与えるものだ。最近の国際石油価格の上昇がその1つの結果であり、世界経済への悪影響は免れない。

 先進国の天災や人災も世界に試練を課している。日本は先月、地震と津波に襲われ、深刻な損害を被った。国際社会は日本に深く同情し、次々に援助の手を差し伸べた。中国政府と中国人民も速やかに見舞いの意を表し、救援物資を次々に送っている。だが日本の深刻な被害と生産チェーンの中断はすでに他国の経済にも波紋を及ぼしている。日本の福島地区の放射性物質は海や空に放出され、周辺、さらには全世界の生態に影響を及ぼしている。これは日本の経済発展環境および国際的イメージにも負の影響をもたらした。

 BRICS首脳会議はこのような背景の下で開催される。現在世界のエネルギーや経済はやや厳しい状況にあるが、BRICS5カ国は自らの経済成長を安定させ、グループの協力を強化する有力な措置を打ち出す予定だ。BRICSは人口の規模、経済規模および成長速度のいずれにおいても世界的に重要な比率を占める。このため、BRICS構成国の安定した発展は間違いなく世界全体の安定に寄与する。

 BRICSの着実な経済成長は自らの安定にプラスであり、総合的な改革の推進により万全な環境を創造するものである。急速な経済成長を遂げるBRICSではあるが、人口が多いために1人当たりの発展水準は依然限られ、基礎能力や発展の蓄積を欠落していることにも人々は注目している。政治的安定によって発展全体を担保することが差し迫って必要というのは、BRICSにとって普遍的な共通認識だ。とりわけ現在の国際情勢の下で、これは重要な意義を持つ。

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