胡錦濤主席とインド首相が会談
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胡錦濤国家主席は13日、第3回BRICS首脳会議に出席するため訪中したインドのシン首相と海南省三亜市で会談した。両首脳は両国の戦略的協力を深め、両国の共同発展、およびアジア、さらには世界の平和・安定・発展を促す考えで一致した。
胡主席は「中印は世界や地域の問題で広範な利益を共有する。インドと共に国連、G20、BRICSなどでの協調や協力を強化し、地域協力プロセスへの参与を支持し合い、気候変動、食糧安全保障、エネルギー安全保障などの問題に手を携えて対処し、共通利益を守りたい。中印が重大な問題において意思疎通を強化し、協力を深めることは、アジア、さらには世界の平和と発展にプラスだ」と指摘した。
シン首相は「印中関係は重大な意義を持ち、2国間の範疇を超え、世界や地域の平和・安定に重要な影響を及ぼしている。重大な国際・地域問題、およびグローバルな試練において中国側との協調を強化し、両国および発展途上国の利益を共に守っていきたい」と表明した。
両首脳は西アジア・北アフリカ情勢などの共通関心事についても意見交換した。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年4月14日