マレーシア「南洋商報」は11日、世界各国、特に西側の大国は中国により多くの国際的責任を負うよう求める中、中国は空母を保有する時代に入り、世界に号令をかけ、世界平和の一翼を担うようになったと伝えた。
詳しい内容は次の通り。
長い間、中国の航空母艦は世界各国の議論の的になってきたが、最近、またこの話題が沸騰している。今回は西側のメディアだけでなく、政府系の主流メディアもワリヤーグの改修状況について報道している。
戦闘機「殲(J)-20」の登場でもわかるように、メディアが最初騒ぎ出し、政府は穏便に対応するのが、中国のこれまでのやり方だった。中国のような世界的な大国が空母を保有するのはいたって正常なことで、アジアや世界が驚くようなことではない。
◆黄土文明から青色文明へ
長年、西側の大国は中国を保守的な「黄土文明」とからかい、「青色文明」に向かっていると吹聴してきた。こうした黄から青への変化は、意識形態の面だけに限らず、遠洋戦略にまで発展させる必要がある。
2009年、中国の海軍戦略は「近海防御」から「遠海防御」に発展した。中国が空母を保有したことはちょうど、中国の世界進出の決意と意志をあらわしている。中国に世界に融合するよう呼びかけてきた西側諸国は中国の遠洋戦略を喜ぶべきであるのに、なぜ憂慮しているのか。
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