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空母はすでに斜陽兵器? (2)

 例えば、一隻の空母がある特定の海域に入った際に、その空母の位置やコース、スピード等の情報をリアルタイムで伝達できる者がいるならば、その所有者を含む空母上の全ての人々は大パニックに陥るだろう。なぜなら、それは空母がその生存に関わる非常に深刻な問題に直面していることを意味するからである。そして、今日の一部の大国、特に宇宙大国にとって、それを実現化することは、それほど難しいことではないのだ。この角度から見ても、空母は非常に脆いものであり、これを「海の重り」(西遊記、孫悟空の如意棒の原形)として、全ての問題を解決する手段とするのは現実的ではない。

 装備発展の面から見ても、全ての武器は人と同じであり、生まれ、老い、死んでゆく。空母もその範疇を抜け出すことはできない。空母発展には、まず一つの判断が必要だ。つまり、空母という武器が今、どの段階にいるのかということである。少年段階なのか、青年段階なのか、壮年か、或いは老年なのか。もし、老年段階にいるのであれば、そのような武器を発展させることは賢明な判断とはいえない。

 空母が発展途上において、どの段階にいるのかの判断について、個人的には老年段階や衰退段階とは言えないが、少なくとも少年、青年期は過ぎていると言える。つまり、老年段階でなくても、壮年段階には入っているということだ。

 従って、このような大型兵器の発展については、考慮すべき問題が多い。空母は、単なる海軍強大化や国家台頭の象徴的兵器ではないのである。

 ここまで言うと、少し悲観的過ぎるだろうか。この問題については、ネット上の軍事愛好家達の論争も激しい。いわゆる「航派」と「潜派」に分かれるまでになっている。「航派」とは空母発展擁護派を指し、「潜派」とは、空母発展に反対の潜水艦派である。私は「航派」でも「潜派」でもない。なぜ、今の段階で空母の弱点について語るかというと、皆が空母について議論をヒートアップさせている今、そこに水を差す必要があると考えるからである。なぜなら、いかなる大型武器もその発展過程において何らの反対意見もないのは異常であり、更には大変危険な状態だと言えるからである。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月27日

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