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「下士官総理」、6月には退陣か?

 文=コラムニスト・陳言

 「下士官総理」とは、日本の月刊誌「FACTA」が5月号で菅直人総理に名付けた新しいニックネームだ。翻訳しなくても意味はなんとなくわかるが、中国語に翻訳すると、大方、「武大郎(水滸伝に出てくる人物)首相」とでもなるだろうか。

 日本メディアの菅総理に対する失望は先月11日以降、せき止められていた洪水のごとく、一瞬にして溢れ出した。3月11日の地震発生からこの1カ月間、日本国民やメディアは菅総理にチャンスを与え、できる限り大局に立ち、総理の問題点、欠点には触れずに、プラスの面ばかりを報じてきた。しかし早1カ月が経ち、見るに見かねたメディアはついにそんなことなど構っていられなくなった。

 「震災から1カ月間はハネムーン期といわれるが、実際生活では新婚旅行のための休暇は1週間しかない」とある大学講師は話す。1週間の結婚休暇を日本では「ハネムーン」と呼ぶ。国民はすでに菅総理に寛容な態度をとってきたのだ。

 日本では草の根運動家として第一線に真っ先に駆けつける政治家は国民の間で親しまれる。原発事故が発生直後、菅総理は現場に駆けつける決定をするも、第1号機にはすでに水素が充満し、いつでも爆発の危険性があった。ガス抜きが必要だが、放射線がまで放出してしまうため、総理の視察が終わるのを待って、ガスの放出準備に取りかかった。しかし東京電力がガスを抜く前に、建屋が爆発してしまった、と原発に詳しい専門家は指摘する。その言葉には総理への不満が漂っていた。

 東電本社に駆けつけ、声をはりあげて怒りを露にする東電総裁は頼もしく思えるが、一国の首相が民間企業に乗り込んで叫ぶのは、「首相らしからぬ行為」と一般の日本人は思ったようだ。

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