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外国メディア、パキスタン首相の訪中に注目

首都イスラマバードで新華社など中国メディアのインタビューに応じるギラニ首相

 AFP通信は「パキスタンのギラニ首相が火曜日から4日間の日程で中国を公式訪問する。米国がパキスタン国内でテロリストの頭目ビンラディンを射殺したことで、米パ関係の安定性に疑念が抱かれている」と報じた。

 最近の印米関係の強化に、パキスタン政府は懸念を抱いている。

 ビンラディン射殺後、中国はパキスタンへの揺るがぬ支持を表明した。ギラニ首相は環境の変化に左右されない両国の友情の再確認を求めると見られる。

 米国のドイツ・マーシャル基金で中国・パキスタン関係を専門とするアンドリュー・スモール氏は「中国はこれまでパキスタンに大規模な経済援助を提供しておらず、パキスタン政府とインド政府の間に巻き込まれるのを避けてきた。中国は口先の立場表明で地政学的により有利な位置につけるし、現在は投入可能な資金も多い。だが中国は最終的にパキスタンの世話をしなければならなくなる結末は望んでいない」と指摘した。

 米「ユーラシア・レビュー」ウェブサイトは「パキスタンのギラニ首相による4日間の中国訪問に全ての視線が注がれている。訪問の日程は、国交樹立60周年記念活動に参加できるよう数週間前に確定された。パキスタンのアナリストは今回の訪中には特殊な重要な意義があると指摘する。特に現在パキスタンは、パキスタン軍士官学校のあるアボタバードにビンラディンが過去5年間潜伏していたことを見抜けなかったとして、米国からの厳しい批判にさらされている」と報じた。

 パキスタン側の信頼できる情報によると、ギラニ首相は中国滞在中、本来議事日程になかった2つの事を温家宝総理に持ちかけるとみられる。1つは中国の対パキスタン経済支援を拡大し、米国の圧力を防ぎ止めること。もう1つは、アフガニスタンとの国境付近の防空能力を強化できるよう、軍事援助を増加することだ。パキスタン空軍高官は米軍ヘリの侵入を確認できなかった理由を先進的ステルス技術のためとはしていないが、アフガニスタンとの国境の防空能力はインドとの国境ほど高くないため、強化が求められている可能性がある。

 中国側は陳炳徳・人民解放軍総参謀長の訪米中に、パキスタンに対して特別な姿勢を示すことで中米の軍事関係に不協和音が生じることは望んでいない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年5月19日

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