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アジア太平洋の平和促進には冷戦思考の超克が必要

 シンガポールで行われていたアジア安全保障会議(シャングリラ対話)は5日、3日間の日程を終えて閉幕した。出席者は多国間、二国間の防衛協力について踏み込んだ対話を行った。主催者である国際戦略研究所(IISS)のチップマン所長は「アジア太平洋諸国がこの対話の場を利用して接触を強化することは、懸念の解消と相互信頼の強化にプラスだ」と指摘した。

 ■中国は平和発展路線の堅持を強調

 中国からは梁光烈国防部長が代表団を率いて出席した。中国国防部長の出席は初めてだった。梁部長は各国の国防相や高官と会談し、軍事関係の発展その他共通関心事について率直に、踏み込んで意見交換した。また、今回特別に設けられたテーマ「中国の国際安全保障協力」について発言し、中国の国防政策やアジア太平洋地域の安全保障協力における原則および主張について全面的に、踏み込んで、詳細に説明した。

 梁部長の発言について、多くの外国人記者が本紙記者に「中国の軍事的意図と軍事力発展の現状について外国に説明するもので、中国に対する懸念を和らげ、中国軍の評価を高める上で役立った」と指摘した。

 ■南中国海問題への第三国の介入を阻止

 梁部長は発言で、南中国海の平和と安定に尽力する考えを明確にし「中国とASEAN各国は02年に『南中国海における各国の行動宣言』に署名し、領土・海洋権益係争は直接関係する主権国の二国間の友好的協議・交渉によって、平和的方法で解決することを確認した。国際法の原則に基づく南中国海での各国の航行と通過飛行の自由を尊重することを約束した」と指摘した。また「現在南中国海情勢は全体的に安定している。中国とASEAN諸国は『南中国海における各国の行動宣言』の実行について積極的な対話・協議基調を保っている」と表明した。

 アナリストは、南中国海問題を平和的に解決するには、第三勢力の介入の防止が必須だと指摘する。専門家の一部からは「米国はさらに軍事力に頼ってアジアでの主導的地位を確保しようとする可能性が高い。だが、こうした冷戦思考はその正反対の結果をもたらす。域内パワーの均衡がさらに崩れ、紛争がさらに起きやすくなり、米国の軍事力に頼る国々の内部をも不安定化させることになる」との声も上がる。

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