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人民から生まれ、人民に根差し、人民に奉仕する

 7月1日、全世界のメディアはみな、中国共産党創設90周年を祝う中共指導者・胡錦濤総書記の声に注意深く耳を傾けていた。多くの海外メディアにとって予想外なその内容に、敏感な記者たちは直ちに速報を打った。「中国は有頂天になってはいない」--。スペインの中国問題専門家、マエストロ氏が気づいたように、胡総書記の演説は「常に自らの直面する困難と問題をはっきりと見据え、警戒していた」のである。(文:李泓氷・人民日報海外版上級編集者。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 胡総書記は「危険」の大きさについてすら言及し、中共の直面する「4大試練」として政権の試練、改革開放の試練、市場経済の試練、外部環境の試練を挙げた。また、「4大危険」として精神のたるむ危険、能力不足の危険、大衆から離れる危険、腐敗の危険を挙げた。長寿は歓呼で祝うものという伝統に慣れてきた中国にとって、中共の最高指導者がこのような時期を選び、長い文章を割いて「危険」を率直に求め、かつ筋道を立てて分析し、その対策を詳しく述べたことは極めて異例だ。

 では、中共はどうすれば新時代の危険な難関を突破できるのか。胡総書記は常に確実な成果を上げる鍵を提示した。つまり演説の中で何度も使われ、極めて強い関心をよんだ言葉、「人民」である。この言葉はほとんどの重要な段落に出現した。胡総書記は「人民から生まれ、人民に根差し、人民に奉仕する。これはわが党が永遠に不敗の地に立つための根本である」と述べた。

 そうだ。中共は過去90年間に幾重もの危機に遭遇したが、常にいばらの道を切り開いてきた。それは何によってか?われわれは中共の歴史にその答えを求めることができる。

 1920年代初め、最初期の中国共産党宣言には次のような言葉がある。「革命的無産階級を資本家との闘争に導き、資本家の手中から政権を獲得する」「そしてこの政権を労働者と農民の手に握らせなければならない」。

 1945年に毛沢東は「わが共産党と他のすべての政党とを区別するもう1つの顕著な特徴は、最も広大な人民大衆と最も密接につながっているという点だ。誠心誠意人民に奉仕するのだ」と述べた。

 今日、胡総書記は「権力は民のために用い、心は民とつながり、利益は民のために図る」と述べた。

 この筋道は非常にはっきりしている。マルクス主義理論は最終的に全人類の解放を目指している。中国では人民を率いて幸福な生活を創造し、中華民族の偉大な復興を実現することが、中共の一貫した使命だ。

 そして人民の支持は共産党員にとって最も根本的な支えであり、中共は使命を完成する道において、このおかげで絶体絶命の危機を数えきれないほど切り抜けてきた。

 1935年、労農赤軍は雪山を越え、草原を抜ける非常に困難な長征を行っていた。このぼろを纏った軍隊は庶民から針を1本もらうにもお金を払った。これまで猛獣のような各軍を恐れてきた現地の農民たちは、死んでも従おうと望んだ。

 2008年の四川大地震。当時の赤軍の長征の道は震災救助の「命のライン」となった。当時赤軍を支持した村人たちの子孫も、救援と復興支援に駆けつけた解放軍部隊を身内のように迎えた。チベット族の戈爾喜(音訳)さんは「私は、かつて遠方から来た身内が赤軍のようにわれわれのために犠牲になってくれたことを子々孫々まで伝えたい。私たちが一緒にいさえすれば、乗り越えられない苦難はない」と述べた。

 中国共産党員は90年の長い道程で、貧賤でも志を変えず、権威や武力の前でも屈しないことを試され、新たな時代にはいると富と地位を得ても惑わされないことを厳しく試された。90年間使命をかたく守ることができた動機と支えは、まさに戈爾喜さんが一言で鋭く指摘した中共の「秘密兵器」にある。中共の最高指導者・胡総書記と中国で最も末端にいるチベット族農民が期せずして一致したその結論とは「人民と共にいさえすれば」である。

 中共の全党員がこうした声に耳を傾け、実行すれば、どのような「危険」もチャンスに変えることができるはずだ。「大衆との密接なつながりはわが党の最大の政治的強みであり、大衆から離れることはわが党の政権にとって最大の危険である。われわれは常に人民の利益を第一にしなければならない」--。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年7月6日

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