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中国軍の直言に慣れていない米国

 しょっちゅう中国を批判している米国は、たまには中国からの批判を受け入れることができるのだろうか?マレン米統合参謀本部議長の訪中が米国内で受けた評価は、「批判と自己批判」に対する米国の姿勢がわれわれの考えるほど開かれたものでは決してないことを物語っている。人民日報傘下の国際情報紙「環球時報」が伝えた。

 オーストラリアのシンクタンク・ローウィー国際政策研究所はマレン議長の訪中を「テーブルの向きが変わった」と論じた。これまでは米国が様々な場を利用して中国に軍事力の透明性向上を促していたが、今回は陳炳徳・人民解放軍総参謀長が記者会見で「米国の無人機は中国の海岸線に16海里まで接近して偵察しているが、これは近すぎる。米国の庶民が金融危機に苦しんでいるのに、米国の軍事費はなお巨額だ」などと、米国への不満や批判を公然と表明したからだ。米国世論は中国の率直な姿勢に慣れていないようだ。マイアミ・ヘラルド紙は「中国の将軍はマレン議長の間近で米国を批判した」と強調。ボイス・オブ・アメリカは「中国軍当局が米国の軍事費を直接批判したのは初めてだ」と報じた。 米国の学者、デビッド・シャンボー氏は「中国に対する米国の家長的な姿勢は19世紀にまで遡ることができ、現在もなお現代化された強国への道を中国に指導している」と指摘。中国の国際問題研究者・沈丁立氏は12日、環球時報の取材に対し「陳炳徳総参謀長の率直さに拍手すべきだ。中国は余りに長い間、慎重な発言を続けてきた。米国がすぐには慣れないのなら、これは中国人が当然すべき拍手だ」と述べた。

 「マレン議長の間近で中国の将軍は米国の軍事費問題を批判した」。これは11日以降、マレン議長の訪中について多くの米メディアが掲げた見出しだ。行間からは面子を潰されたかのような感情がうかがえる。ワシントン・ポスト紙電子版はマレン議長訪中の写真を多数掲載したが、トップは「中国、軍事費で米国に警告」だ。マイアミ・ヘラルド紙は「マレン統合参謀本部議長の訪中時の記者会見で、中国側から批判が飛び出した。陳炳徳総参謀長は『米国の友人が謙虚に人に接し、慎重に事を運ぶことを希望する』と表明した」と伝えた。ボイス・オブ・アメリカは「中国が米国の軍事費を批判したのはこれが初めてだ」と強調。「米国を含む一部の欧米諸国は数年来、中国の軍事費について増加幅が大きすぎる、透明性を欠く、公表された数字と実際の軍事費が一致しないと批判してきた。中国側はこれを非常に不公平かつ不愉快に感じ、今回ついに適切な機会を見つけて反撃した」との専門家の話を紹介した。

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