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中国衛星の偵察時間、1年半で倍に 米軍レベルに迫る

資料写真:中国の衛星シリーズ

 中国は現在、新たな衛星を活用して宇宙の軍事利用を強化しているとロイター通信が12日、伝えた。それによると、来月出版予定の英誌に掲載される報告によると、中国は現在最先端の衛星を開発しており、その衛星は中国の海岸から遠く離れた地域に軍隊を投入したり、将来、台湾有事での衝突で米国が空母を使用するを阻止するのに活用される。

 ロイター通信の記者は事前にこの報告を入手し、中国が開発を急いでいる最先端の偵察衛星は敵軍の行動追跡や弾道ミサイルの誘導が可能で、これが中国軍の近代のカギを握っていると伝えた。

 報告はまた、「米国はこれまでこの分野でライバルがいなかったが、中国が急速に力をつけており、中国の衛星群は一般の戦略情報収集という限られた能力から、作戦行動をサポートする新たな時代に入りつつある」と指摘する。

 北京はこれまで宇宙の平和利用以外のいかなる計画も否定し、拡大と増強を続ける軍事費支出と軍事力を防衛目的だと主張し、軍の近代化を図ってきた。

 米国のゲーツ前国防長官は今年初め、サイバー戦、対人工衛星戦の技術方面の中国の進歩が米軍の太平洋での活動に脅威をもたらすと警告した。

 報告は、「(偵察衛星)の最も懸念される戦略的用途は、対艦弾道ミサイル用の目標測位と追跡」とし、「対艦弾道ミサイルが米空母に命中する可能性がある」としている。

 「しかし中国が宇宙空間において増強している能力は、ある兵器のためではなく、それを強力なシステムにし、他の遠隔プラットフォームに応用するのが目的だ。そうすれば宇宙空間をベースに兵力運用の能力と範囲を拡大し、海外に軍事基地を建設しないという政策を維持することができる」と言及している。

 さらに幅広くいえば、衛星は中国の投入力支援につながる。中国の力が増強するに伴い?宇宙偵察がその例だが?いわゆる防衛姿勢と拡大する能力との協調が困難になってきている。

 英フィナンシャル・タイムズ紙は、ワシントンのシンクタンク、世界セキュリティ協会の新たな報告によると、中国の偵察衛星は目標を1日6時間にわたり監視できると報じた。また、中国人民解放軍はわずか18カ月前まで1日3時間しか監視できなかったのに、今では固定の目標を監視する能力が米軍のレベルに近づいているとしている。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年7月14日

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