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中国とASEAN、「南中国海行動宣言」の実効性を高める指針で合意

 中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)は20日、インドネシア・バリ島で高級事務レベル協議を開き、「南中国海における各国の行動宣言」の実効性を高めるための指針について合意した。今後の取り組みについても重要な共通認識にいたり、行動宣言プロセスと実務協力の推進に道を開いた。

 行動宣言は中国とASEAN諸国が2002年11月に調印した政治文書で、南中国海の安定維持、相互信頼の強化、協力の推進を趣旨としており、当事国による係争の平和的解決に良好な条件と雰囲気をもたらすものだ。調印以来、中国とASEAN諸国は行動宣言の趣旨と原則を遵守し、緊密な意思疎通を保ち、協力を積極的に検討してきた。また、高級事務レベル協議を2回、共同作業部会の会合を6回開き、南中国海での災害対策、海洋捜索・救難、海洋科学研究など6件の協力プロジェクトを決定。中国とASEANが3件ずつ運営を担った。

 高級事務レベル協議は07年以来で、各国共に強く重視。前向きな精神と積極的な協力姿勢で、行動宣言のさらなる実行と今後の協力方針について踏み込んだ、率直かつ誠意ある、建設的な話し合いをし、重要な共通認識にいたった。各国は高級事務ハイレベル協議の適時開催、共同作業部会第7回会合の中国開催で合意した。

 中国側代表を務めた劉振民・外交部長助理(外務次官補)は席上、南中国海協力を積極的に支持する中国の立場について詳しく説明し、今後の取り組みの重点を行動宣言の枠内での実務協力にシフトするよう各国に提言した。中国側は南中国海の航行の自由に関するシンポジウムの開催、「海洋科学研究・環境保護」「航行の安全と捜索・救難」「海洋国際犯罪の取り締まり」の3つの専門委員会の設置などを提言するとともに、既存の3件の協力プロジェクトの運営継続を約束して、各国から前向きな反応を得た。

 各国は「今年は中国・ASEANの対話パートナーシップ締結20周年にあたり、来年は行動宣言調印10周年を迎える。この契機を十分に活用し、協力を南中国海の主旋律とし、南中国海を中国とASEAN諸国を結ぶ平和の海、友情の海、協力の海とすべきだ」との考えを表明した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年7月21日

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