海外メディアの見る中国の空母
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改修中の中国初の空母「ワリヤーグ」 |
■EFE通信社(スペイン)
中国政府は初の空母保有が間近であることを初めて公に認めた。外国メディアは何年も報じ続けていたが、中国が正式に認めたのは初めてだ。中国は半世紀以上前に空母保有の願望を表明したが、具体化し始めたのはここ数年の話だ。
■フィナンシャル・タイムズ(英国)
中国初の空母は試験航行から就役まで何年も要する。したがって米国に追いつき、最終的に米軍の主導権を揺るがすという効果は余りない。
米国や他の太平洋諸国の海軍高官は、中国が本当に空母を運用できるようになるにはまだ何年もかかると見ている。「空母保有と、空母さらには空母戦闘群の運用は全く別の話だ」----。
中国人民解放軍にとって、初の空母の就役は万里の長征の第一歩に過ぎない。中国海軍の研究を専門とするゲイリー・リー氏は「(中国海軍が)間もなく足を踏み入れるのは未知の水域であり、必然的に最初の空母は主に訓練に使用されることになる」と指摘する。(編集NA)
「人民網日本語版」2011年7月28日