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南中国海問題:フィリピンの深刻な戦略的誤算は相応の代償を伴う

 「南中国海の一部の島嶼に対して主権を有する東南アジア諸国は手を携えて、係争に満ちた南中国海を平和、自由、友好、協力の区域に変化させるべきだ」。10日前、フィリピン外相はインドネシア・バリ島で耳障りのいいことを言った。フィリピンはASEANに合意案を提出し、調印を促しもしたという。

 「和平合意」がフィリピン政府の小細工であることは明らかだ。中国の南沙(英語名:スプラトリー)諸島・費信島でここ数日間に起きた出来事を見ると、フィリピンは言動が完全に食い違い、フィリピン政府に南中国海問題の平和解決への誠意が著しく欠けていることは明白だ。

 フィリピン紙電子版は7月31日付で、中国の領土である南沙諸島・費信島でフィリピン海軍工兵部隊が建設中の2つ目の建築物が間もなく完成すると報じた。「係争の激しい領海を守るフィリピン部隊が悪天候時に避難するため」の建築物だと言う。この行為は「南中国海における各国の行動宣言」に対する重大な違反だ。

 10日前に中国とASEAN10各国外相は「南中国海における各国の行動宣言」の行動指針に合意した。南中国海情勢の安定化を確保する上で喫緊の課題は、自制を保ち、係争の複雑化や拡大を招き、平和と安定に影響を与える行動を控えることだ。これは中国とASEAN諸国の基本的な共通認識だ。フィリピン側のやり方は中国領土への侵犯であるだけでなく、ASEANの立場を破壊するものでもある。

 南中国海の主権問題の平和的解決は長く、複雑な取り組みだ。まず各国が「指針」の原則に従い、協力を通じて徐々に相互信頼を確立し、今後の二国間交渉への基礎を固めることが必要だ。適切な時期に拘束力ある原則を持つことに中国は反対しない。だが現在最も重要なのは実務協力だ。「宣言」に背き、今後の協力を破壊するフィリピンのこうした行動は当然厳しく制約されるべきだ。

 中国は早くから「係争棚上げ、共同開発」の原則を打ち出し、一貫してこれに基づき行動している。中国の原則的立場が、一部の国々が機に乗じて中国の領土を「蚕食」することを看過するという意味ではないことを、関係各国ははっきりと認識しなければならない。この問題における深刻な戦略的誤算は、間違いなく相応の代償を伴うことになる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年8月2日

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