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2010年以降、中央国家機関工作委員会は優秀な党外インテリ38人を北京市の指導ポストに派遣した。写真は座談会の様子 |
中央国家機関は政権の重要な構成要素であり、国の経済・社会発展に関して重要な任務と機能を担う。中央国家機関には党外ハイレベルの代表的人材や高級インテリが比較的集中する。彼らは知識レベルや政治参与能力が高く、大きな社会的影響力を持つ。光明日報が伝えた。
中央国家機関工作委員会統一戦線(群衆工作)部は党外インテリの現状を把握するため、2010年から研究を行ってきた。調査チームは様々なレベルや範囲の座談会を10回余り開き、幅広く意見を聞いた。次に踏み込んだ検討の上、調査テーマを絞り、アンケート計3500部を配ってデータを収集し、以下の結論を導き出した。
■6大特徴
第1、活発な思考
中央国家機関の党外インテリには以下の特徴が認められた。(1)知力と学歴が高く、知識が厚く、専門性が深い。大卒は中共党員の約37%、民主党派の38.5%、無党派の30%。修士は中共党員の28%、民主党派の26%、無党派の27%。博士は中共党員の約23%、民主党派の25%、無党派の34%。(2)西側先進国での留学、勤務、生活経験がある者も少なくない。海外留学経験を持つ者は中共党員の12%、民主党派の17%、無党派の26%。海外研修の経験を持つ者は中共党員の約24%、民主党派の27%、無党派の31.5%。海外勤務経験を持つ者は中共党員の約8%、民主党派の19%、無党派の24%。(3)鋭く活発な思考を持ち、思考の道筋が広く、深く、個性と独自の見解を持つ。彼らが深いレベルでの世界の変化や国内の変革に対してより敏感で、より強く反応するのはこうした特徴による。
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