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中国初の空母がスターに 試される軍側の情報処理方法

埠頭に戻る空母ワリャーグ

 すでに世界的なスターとなった中国初の空母が数日前、大連港を出港したことをまずメディアが気づき、その後、中国政府が試験航行のため出航したことを発表した。これだけ記者の関心を集めた空母は或いはこれまでになかったかもしれない。環球時報が伝えた。

 ◇スターはつらいよ

 スターはつらい、空母のスターでもそれは例外ではない。世界は数々の中国の戦略的問題について空母「ワリヤーグ」から答えを見つけているが、中には中国内部でもまだ真剣に検討したことがないものまである。中国は空母に関してあまり公にしていないため、様々な憶測やうわさが飛び交っている。しかし中国が威勢のいい事を言えば、世界の世論はおそらく更に激しくなるだろう。

 国内でワリヤーグに対する注目度が高いことはあまりいいことではない。空母戦略に対する見方は国内でも意見が一致していない。ワリヤーグは「科学研究および訓練のプラットフォーム」であり、何の問題も起きないのは難しい。米国や欧州の空母も何度も事故を経験し、犠牲者を出しているが、国内の世論はこれについてあまり理解していない。ワリャーグは将来、科学研究や訓練の複雑な過程が世論の予測と一致するとは限らないからだ。

 中国軍側の日常訓練や生活はずっと世論の外にあったが、ワリャーグを通じて軍側の機密保持能力が試されることになる。外国メディアは情報部門の支援を受けワリャーグに関する大量の情報を報道し、中国国内の軍事ファンも趣味に全力を傾けるだろう。ワリャーグに関する内容がミニブログや掲示板などを通じてインターネット上に出てこないようにするのは困難だ。

 ワリャーグは明らかに科学研究及び訓練のプラットフォームであるだけでなく、中国社会全体が意識と意志を鍛える場所でもある。中国がどの方向にどう進むか、この空母はその道しるべの一つとなる。

 ◇軍側の情報処理方式 情勢に応じて変化を

 世界は変化し、中国社会も変化している。軍側の情報処理の方法もおそらく変化する必要があるだろう。ここ数年軍側の情報は素早くなり、的確性も強化され、情勢に応じて変化している。

 ただこれまで中国の軍事目標において、大衆メディアでワリャーグのような位置を占めるものはなかった。それに関する質問の答えは一つ。空母建造で中国は「いざこざを起こしている」。このいざこざは我々が自ら起こしたものだ。すでにいざこざを起こしたのなら、それを恐れる必要はないだろう。

 ワリャーグに対して、最も簡単で、最もトラブルが少ない態度はありのままであることだ。公開できる情報はできるだけ公開し、国内外の「スターのプライベート」に対する興味を満足する。とはいえ、軍事目標に対する秘密を保持することは理に合っている。ワリャーグは天津に停泊している見学用のキエフではなく、中国軍事の「最高機密」が発生する場所だからだ。

 軍事機密は守りつつ、社会的な秘密は公開し、「戦略的意図」をできるだけ明らかにするという非常に複雑なことをうまくコントロールするには、中国軍側と中国社会の共同の知恵が必要になる。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月15日

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