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空母艦長に必要な3つの条件

中国初の空母

 空母は巨大なシステムで、排水量・威力ともに海軍最大の艦艇だ。従ってこの巨大艦艇は様々な“武芸”に精通していなければならない。海上・空中の作戦指揮への理解だけでなく、豊富な経験が必要となる。他国の空母の発展をみると、空母の艦長には次の3つの条件が欠かせないようだ。

 第一に、優秀なパイロットであること。

 空母の中心的な役割は戦闘機に海上を移動するプラットフォームを提供することだ。そのため艦長は空母の作戦効果を発揮するためにもパイロット出身でなければならない。どの国もパイロットを空母艦長に育成している。米海軍の艦長と副艦長に対する要求は非常に厳しい。艦上離着陸800回以上、3000時間以上の飛行記録、飛行中隊長または空母艦載機連隊長を務めたことのある軍官でなければその資格が与えられない。

 例えば原子力空母「エイブラハム・リンカーン」のホール艦長は、1982年にテキサス大学「海軍予備軍官訓練隊」卒業後、海軍艦載機部隊に配属され、当時の主力艦載機F14を操縦。彼はこれまでに7機種の戦闘機を操縦、空母離着陸回数は900回を数え、4000時間の飛行経験をもつ。原子力空母アイゼンハワー の副艦長に就任後、F/A-18C ホーネット艦載機部隊を指揮、原子力空母の補給艦、シアトル高速戦闘支援艦の指揮官も担当、そしてついにリンカーンの艦長に昇進した。

 第二に、優秀な艦艇指揮官であること。

 空母の艦長は「全訓練に合格」したていること。全訓練に合格とは、艦艇各部門の指揮官の研修プログラムを修了、試験に合格していることを指す。基本的な軍事科目、海上救命・自己救出の知識を掌握し、相当高い戦略的素質と国際法の知識のほか、巨大空母の艦長として、大型船舶の操縦経験も必要となる。例えば、駆逐艦の艦長または水陸両用攻撃間、両用輸送船など大型艦艇の艦(船)長を務めた経験があり、操縦、防空、対艦、対潜、管理などの知識も備えていなければならない。英国のインヴィンシブル級航空母艦の艦長はすべての駆逐艦、護衛艦艦長の候補の中から1:30の割合で選出される。英国の空母は現在すべてヘリコプター空母であることから、艦長はみな艦載ヘリの飛行経験を有している。

 第三に、経験豊富な高官であること。

 一般的には少なくとも20年以上の軍人としての経験が必要で、大佐または少将の位がなければならない。

 現在、米国の艦長は一般的に海軍上佐、副艦長は中佐或いは上佐だ。一方の中国初の空母の艦長はおそらく少将或いは大佐だろう。位が高いほうが、トップとの意思疎通が図れ、空母の各系統に対しても有効に指揮が取れる。また、中国の空母は科学研究と訓練に使われ、技術や設備は模索段階にあり、操作の過程で緊急状況への対応が必要になる可能性がある。艦長の位が高いほうが、緊急状況に対処するのに都合がいい。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月17日

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