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野田新首相は「強硬発言」について説明すべき

 野田佳彦氏が日本の新首相に指名された。野田氏がまた「短命首相」になるかどうかは現時点でまだ誰もわからない。自身の在任期間をできるだけ長くすることに、野田氏は最も気を遣うことになるだろう。

 これは理解できるが、日本の隣国として、中国は野田氏が「正常な方法」で支持率を維持することを望んでいる。野田氏は首相の靖国神社参拝を支持し、「『A級戦犯』は戦争犯罪人ではない」と発言したこともあり、彼の当選が中日関係に不確定性をもたらした。世論では、国内の政策が国民の支持をなかなか得られない中、野田氏は「対外的に強硬な態度」をとって日本の各派をまとめる可能性があるとも伝えられている。野田氏はこの問題についてはっきりさせるべきだ。

 野田氏の前の数人の首相は、思いついた政治手段を全て行い、流れ星のように落ちていった。これは日本が戦略的な「賢明な首相」を必要としていることを示す。野田氏は日本社会と自身が世界を見極める手助けをし、日本を正しい方向に導き、地に足をつけた変化を促すだろう。

 日本の未来はアジア太平洋の変化に適応し、自身の潜在能力を発揮できるかにかかっている。日本は、自身にアジア太平洋の構造を再構築し、動かす能力がなく、東アジアでも先頭に立てないことをよくわかっているだろう。ある時期から、日本はできない政治の議題を何度も持ち出したり、長期的に堅持できるはずのない周辺に対する軽率な行動をとったりしてきた。これらの「衝動」は日本社会の心を分裂させ、道をさらに複雑にした。

 日本経済が萎縮状態にあるとき、政治の影響力を拡大させることは難しい。中国などの周辺国への挑戦を通じて拡大させることなどなおさら不可能だ。日本は何度もテストするのでなく、新しい復興の道を探すべきだ。

 中国などの周辺国は日本が能力を高める際の障害ではない。朝鮮も日本に面倒をかけようとは思っていない。日本社会の近年の周辺に対する行動は、実は限られた範囲内のものにすぎず、日本にあるべき戦略的視野を周辺との摩擦の精神に変えている。

 中国は心から日本と共に発展、繁栄したいと思っているが、日本はウィン・ウィンが中国の台頭を速めることになるのではないかと考え、その中国に対する警戒心は世界で最も強い。中日両国の国民は互いに嫌悪感を持ち、日本人が国の利益を懸念する一方で、中国人はより感性豊かで強い反応を示す傾向にある。

 日本のトップは「中国の台頭は日本のチャンス」とよく述べ、それは本当だが、日本人が心からそのように言っているとは限らない。野田氏が他と異なる首相になるには、この言葉に含まれている日本社会の複雑な感情を取り除き、日本人の心からの言葉に変える努力をしなければならない。

 中日韓の3カ国の国民は人類の現代化における後発者で、強い欧米コンプレックスを持ち、互いを見下している。現状を見ると、このような心理が日本に及ぼす影響は大きく、日本は「アジア回帰」の問題においてあれこれ悩み、さまざまなことを心配している。

 これまでの日本の首相は、周辺から「気の小さい日本人の一人」と見られていた。彼らは率先して面倒を引き起こし、無責任なことを言い、地域社会のトップのようで、世界の経済大国の首脳にあるべき視野と心意気などまったく見受けられない。野田氏のパフォーマンスが国際社会に新鮮さを感じさせることを望んでいる。

 野田氏が首相として成功し、在任期間が最短でなく、最長記録を更新することを願っている。しかし野田氏は、日本の首相というポストが強硬な態度を取るためのものでないことをよく認識する必要がある。実際にそうする人がいれば、拍手喝さいはやじに変わるに違いない。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年8月31日

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