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野田新首相、各国メディアの皮肉の対象に

 民主党の野田佳彦新代表は30日、国会での形式的な手続きを順調に済ませ、第95代首相に選出された。毎年のお花見のように、また内閣が交代した。だが新首相の受け取った「祝いの品」は拍手ではなく、各国メディアの疑念の声だった。多くのメディアは、野田新首相の直面する試練は「信じがたいほど」多いと強調する。人民日報傘下の国際情報紙「環球時報」が伝えた。

 ■「また使い捨ての首相?」

 菅直人内閣が30日に総辞職したことを受け、衆参両院で首相指名選挙が行われた。民主党が衆議院で3分の1以上の議席を有すことから、前日に新代表に当選した野田佳彦氏が自民党の谷垣禎一総裁を順調に破り、新首相に選出された。米紙「グローブ・アンド・メール」は「新首相の選挙はまるでお花見のように、年に一度の儀式になっている。ただ後者は心や目を楽しませるが、前者は次第に嫌悪感が募っていく」と指摘した。

 「ハネムーンは期待するな」。米ブルームバーグ社は野田新首相にこう忠告した。野田新首相の直面する試練は「信じがたいほど」多いからだ。AP通信は「こうした狼狽するに足る数々の試練には震災復興、核危機、財政赤字などが含まれる」と指摘した。財務相担当時、野田氏は経済不振や輸出にマイナスの記録的円高とずっと格闘してきた。菅直人前首相から首相の座を引き継ぐと、急速な高齢化や政府への国民の不満など、さらに多くの問題に直面することになった。東北沿岸部を蹂躙した津波の発生から6カ月近くが経つが、依然多くの町ががれきの処理に追われている。福島第1原発事故によって10万人が帰る家を失い、臨時の住まいに身を寄せ、いつ故郷へ帰れるかわからない日々が続いている----。

 米誌タイム電子版は野田氏を「味のしない冷えたピザ」にたとえ、「野田氏は妥協の産物だ。魅力的な人物ではないし、特に肝の据わった、先見性のあるリーダーでもない。人々が期待感を高めることはないだろう」とのアナリストの言葉を引用した。香港紙・亜洲時報は30日付で「また日本の使い捨ての首相?」との見出しで、5年間に首相が6人就任したことに触れ「日本の政治で最も流行している名は『どうでもよい人』だ。こうした『どうでもよい先生方』の首相在職期間は平均で四季のひとめぐりを超えない。多くの日本人は野田氏の控え目な姿勢と国民の支持不足から、その在職期間も長くはないと見ている。特に野田氏の直面することになる問題は、菅前首相の辞任を招いた問題とほぼ同じままだ」と報じた。

 いくつかの調査もメディアの分析を裏付けている。日本のYahooの30日のネット世論調査では、新首相に「期待しない」が58%で、「期待する」はわずか35%だった。 米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は「党代表当選後の演説で、野田氏は民主党を雪だるまにたとえ、政権運営を坂道で雪だるまを押し上げていくようなものだと形容し、各議員が力を入れなければならないと述べた。だがこれは永遠に達成困難な任務かもしれない」と指摘した。

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