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「ワシ派」へ向かう日本外交 (2)

9月2日、首相官邸に着いた野田首相

 ソ連崩壊後、中国は西側諸国の批判の対象となった。日本の対中姿勢も固有のイデオロギー、価値観、優越感がにわかに高まり、中日友好の「看板」ではもはや相互間の摩擦を覆い隠せなくなった。

 歴史を反省しない一部日本人の傲慢な態度は中国人の反発を呼んだ。相互不信の感情要素は利益面の考慮すら上回り、「民意」に左右されて、政治家もしばしば非理性的な政策を選択せざるを得なくなった。

 第3に、中国の台頭は日本の対中政策に影響を与える重要な要素となっている。

 中国の台頭は21世紀の重大な出来事だ。日本は近隣国として、比較的複雑な反応を示している。松下政経塾の卒業生は特に敏感だ。しかし、強硬と穏健という戦後日本の二重外交思考における主流が親米だったとはいえ、その慣性は小泉内閣の「米国一辺倒」で終止符を打たれた。

 実際のところ、安倍内閣以降の各内閣はいずれも中国の台頭を正視している。日米同盟の重要性は依然強調しつつも、中日間の戦略的互恵関係の構築にも努力している。これは中国の台頭という背景の下での対中政策の複雑性、およびそのバランスを模索する意向を示すものだ。

 民主党の外交上の試みの揺れは、ある意味必要な模索であると同時に、中国に接近し過ぎて米国を排除することと、日米同盟を強調し過ぎて中国を敵視することが、いずれも非現実的だということを逆に証明した。中国の台頭にいかに適応するかは、強硬派と穏健派の共通の課題だ。

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