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中国人記者が在日米軍の空母を取材 (2)

自信と中国への警戒
空母ジョージ・ワシントンでの中国人記者

 初のケースであり、米側の手配も正式なものだった。在日米海軍司令部のネイランド広報担当官と部下2人が正門前に車で待っていた。記者が車に乗り込むと、米軍の定めたルートに沿って見学し、撮影は許可を得てからにするよう告げられた。まず司令部ビルでネイランド氏から基地の指令構造と歴史について説明を受け、続いて自衛隊艦艇の停泊エリアで写真を撮影した。途中に丘があった。ネイランド氏によるとトンネルが多数あり、米本土や他の基地から運ばれた各種補給物資が貯蔵されているのだという。基地全体の印象はまるで国の中の国だ。勤務エリア、住宅、病院、サッカー場、各種施設が揃っており、コカ・コーラなど米国のシンボルが随所に見られる。ネイランド氏によると、基地内には米軍およびその家族2万4000人と、日本人職員8000人余りがいる。記者にはしょっちゅう出くわす東洋人の顔が、むしろ外国人に見えた。

 車が米軍艦艇の停泊エリアに入ると、第7艦隊の旗艦である揚陸指揮艦「ブルー・リッッジ」と空母ジョージ・ワシントンの巨大な艦影が目に飛び込んだ。直接接岸するブルー・リッジと違い、ジョージ・ワシントンは鉄条網で囲まれた特別なエリアに停泊していた。記者は基地専用のナンバー・プレートのついた車に乗っていたが、それでもゲートをくぐる際に再び記入を求められた。ネイランド氏の部下の1人は「私もこれまで空母エリアに入ったことはない。中国人記者のおかげだ」と言った。

 米海軍のウェブサイトによると、ジョージ・ワシントンは8月25日に西太平洋上で74日間の連続航行を完了した。過去に記者が見たことのある英国の軽型空母「アーク・ロイヤル」や旧ソ連の中型空母「キエフ」と比べ、排水量10万トンのジョージ・ワシントンの圧迫感は凄まじい。空母停泊地全体が大きな工事現場のようで、各種クレーンや台車の騒音が鳴り響く中、作業員数百人が艦体右側の補給口やリフトから空母に物資を積み込んでいた。

 レイナード副艦長が格納庫内で簡潔な歓迎セレモニーを開いてくれた。レイナード副艦長は自ら、地域の平和維持が同空母の主要任務だと記者に説明。他の将校もこの点を繰り返し強調した。レイナード副艦長はまず格納庫、艦長応接室、飛行甲板、艦長指揮室、飛行甲板制御室の5カ所を案内。戦闘機パイロット出身のレイナード副艦長は終始、米海軍の実力に誇らしげだった。乗組員は12時間の離着艦、必要時には24時間の連続作戦にも対応できるという。

 飛行甲板上で、先日試験航行を終えた中国の空母への評価を聞いてみると、レイナード副艦長は「見たことがない」ことを理由に回答を避けた。上官のラウスマン艦長は先月、ベトナムで同様の質問を受けた際、「米国は艦載機の離着艦訓練を毎日100回以上行っている。水面に浮かんだ大きな船に乗って海へ出るだけではない」と遠慮なしに言った。

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