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日本新首相の低姿勢、いつまでもつか

 自らを「ドジョウ」に例え、意外にも選出された野田佳彦新首相はこのところ低姿勢な対応を取り続けている。民主党内では、まず三顧の礼を尽くして與石東氏にナンバー・ツーの幹事長を担当してもらい、その後、山岡賢次氏と一川保夫氏を自らの内閣に引き入れることで、党内の最大グループである小沢派との関係をうまく処理し、とりあえずは党内の団結を図るという目標を達成した。光明日報が伝えた。

 野党に関しては、「101回でもプロポーズしていきたい。成功するまで何度でも、お願いしていくのが基本的な姿勢だ」とさらに低い姿勢で強調。外交問題に関しては過去の保守的な発言を改め、A級戦犯が戦争犯罪人であるかの問題は日本政府の一貫した見解を受け継ぐとし、在任期間は靖国神社には参拝しないことを明確に示した。

 ◇低姿勢に日本国民は感動

 近年争いが絶えなかった政界に嫌気をさし、今年の大地震と原発事故の不安が残る日本国民は野田氏の低姿勢に感動。各大手メディアの世論調査でも、野田新内閣の支持率は60%前後に達している。09年に民主党初の鳩山内閣が誕生した時の支持率には及ばないが、民主党が政権を執って以来この2年間の期待を裏切る対応に加え、野田氏本人の知名度を考えると、60%の支持率というのは野田新内閣にとって幸先の良いスタートであるに違いない。

 代表選の投票直前の演説では、「自分は金魚のように派手ではなく、むしろドジョウに近いとして、水底の魚のように日本の泥臭い政治の中を汗をかいて前進していく」と語った。また、「 ルックス(見た目)はこの通りです」と自嘲し、「私が仮に首相になっても内閣支持率はすぐ上がらない」と解散はせずに、震災復興に力を入れる考えを示した、この誠実かつ素朴な演説で野田氏は代表選で劣勢にありながら勝利し、新たに誕生した野田内閣は国民に好感をもたれた。

 ◇ハネムーン期間がいつまで続くか

 良いスタートを切ったからといって、野田内閣の今後が順風満帆とは限らない。日本では、新首相が就任後、ハネムーン期間を迎えるが、すぐにメディアが新首相や閣僚のスキャンダルを追及し、国民も新政権に対して新鮮味がなくなり支持率が落ちる。内閣支持率が20%を切ると、首相退陣の日まではそう遠くない。

 野田新内閣は2日夜に成立したが、3日付の「産経新聞」はトップニュースで、野田新首相が在日韓国人の違法な政治献金を受け取ったことがあると伝えた。同紙は4日にも、在日外国人から政治献金を受け取った問題で野田氏を攻めるだけでなく、その矛先を新防衛大臣の一川保夫氏に向けた。一川防衛相は2日、自らを「安全保障の素人」と称したうえで、 「これが本当のシビリアンコントロール(文民統制)だ」と述べた。この発言が保守メディアと野党が野田内閣を攻撃する新しいねたとなった。

 野田氏の低姿勢はいつまでもつのか?日本国民がいつか低調な首相に飽きるのではないか?野田新首相が近年続いている「短命政権」の悪運を回避するにはまだ多くの試練を乗り越えなければならない。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年9月5日

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