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韓国、論争の中済州島海軍基地の建設を再開

済州島海軍基地の建設現場の正門。デモ隊の進入を防ぐため警察隊が列を組んでいる。

 韓国政府は先日、警察1000人以上を出動して、済州島海軍基地の建設現場を長期間占拠してきたデモ隊を排除するとともに、その一部を「公務執行妨害」で逮捕した。これによって、5カ月余り停滞していた基地建設が再開された。本紙(人民日報)記者はこのほど地元住民にインタビューし、基地建設現場の緊迫した状況を目の当たりにした。

 ■「基地建設は米国と全く無関係」

 済州島訪問前に、海軍基地建設の背景や地域情勢への影響について、韓国国防省報道官室に電話で取材した。担当者は韓国国防省の公式の立場を説明する資料を記者に提供するとともに、「基地建設は自国の国防力を強化するためであり、韓国南部海域の防衛にも寄与する」と説明。「基地建設は米国と全く無関係だ。米国の軍事基地になることもない。この点は中国側に理解してもらいたい」と強調した。

 基地建設現場の取材については「軍事施設で現在工事中であるため、記者に公開するのは不都合だ。現場取材には協力できない。だが個人観光の形で済州島を訪れ、軍事基地周辺を取材するのであれば、国防省として阻止はしない」との回答だった。

 韓国国防省の資料によると、済州島海軍基地は2007年に建設開始。2008年9月に韓国政府は「軍民共用型海軍基地」とすることを決定。2015年までの竣工を目指している。

 済州島に海軍基地を建設する理由について、韓国国防省は「韓国の輸出入貨物の99.8%は海上輸送によるものだ。その大部分、特に原油は100%済州島南部海域の航路から韓国に運ばれる。韓国にとって済州島近海の海上航路は生命線だ。この航路が15日以上封鎖されれば、国内の基礎産業は麻痺し、国家存亡の危機に直面する。済州島の海軍基地建設は、国益と安全保障上の考慮に基づく決定だ」としている。

 韓国国防省の資料によると、済州島海軍基地には米国の軍艦も臨時停靠できる。だが中国や日本など他国も、こうした臨時停泊が完全に可能だという。基地が完成後、米国のミサイル防衛システムに組み込まれ、米中対立を激化させるのではとの指摘については「北東アジアでは米国はすでに沖縄の基地をミサイル防衛システムに組み込んでおり、済州島海軍基地まで組み込む理由はない。韓国と米国がこの問題について協議したこともない」としている。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年9月13日

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