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日本を引き込み南中国海をかき乱すフィリピン

 中国といざこざを抱える国はみな南中国海問題への干渉を思いつくのだろうか。インドがベトナムと共同で南中国海の係争海域での石油採掘計画を進めているのに続き、東中国海で中国と島嶼係争を抱える日本もじっとしていられず、南中国海係争に声高に口出しし始めた。日本外務省は21日、フィリピンのアキノ大統領が25日に訪日すると発表した。一見中国とは無関係のニュースだが、日本メディアは南中国海の安全保障協力の強化に関する共同声明が大きな注目点になると見ている。この前日、日本の駐フィリピン大使は南中国海における日本の「利益」について声高に語るとともに、各領有権主張国を規制する強力な行動規範の策定を呼びかけた。同大使は「中国に対抗する同盟を結ぶためではない」とわざわざきれいごとを言った。だが日本の毎日新聞は21日付で「日本は南中国海問題の係争国ではない。日本の介入は中国を怒らせる可能性が高い」と注意を促した。人民日報傘下の国際情報紙・環球時報が伝えた。

 ■日比、南中国海問題で「常設作業部会」設置構想

 日本外務省は21日、フィリピンのアキノ大統領が25-28日の日程で訪日すると発表した。共同通信によると、アキノ大統領は野田佳彦首相と会談するほか、東日本大震災の被災地を訪問。両国は南中国海における安全保障協力の強化に関する共同声明も発表する予定だ。日本経済新聞は「日本も東シナ海での中国の海洋活動範囲の拡大という難題を抱えており、海上交通路の安全保護について関係国との協力を強化するのは当然だ」としている。

 卜部敏直駐フィリピン日本大使の発言はさらに率直だ。フィリピン・デイリー・インクワイアラー紙によると卜部大使は20日、「南中国海における各国の領土紛争を規制する行動規範の策定を希望する。日本政府はアキノ大統領の訪日時にこれらの問題について協議することを希望する」と表明。さらに「日本は南中国海に対する領土要求はないが、世界最大の経済国の1つとして、南中国海のスムーズな航行の確保は重大な意義を持つ。日本の多くの貿易が南中国海海域を通過しなければならないからだ。こうした事は基本的に関係各国間で解決するものだが、海洋の安全に関わるため、事態の進展はわれわれの利益にも関わる」と述べた。

 「日本が南中国海係争に介入」との見出しでAP通信は「日本とフィリピンの外交官は南中国海問題についてすでに数回会談しており、国際法の枠組みで平和的解決を図る必要があるとしている。あるフィリピン高官は、フィリピン側が日本側と紛争について定期的に話し合う常設作業部会の設置を提案したことを明かした。アキノ大統領の訪日中、双方は南中国海の政治的緊張についても議論する」と報じた。フィリピン・デイリー・インクワイアラー紙は「日本の卜部敏直駐フィリピン大使は『南中国海に関するいかなる話し合いも、中国政府への共同対抗を意味しない。中国は日本とフィリピンにとって非常に重要な協力パートナーだからだ。われわれは中国に対抗するために同盟を結ぶのではない。われわれの目標はウィンウィンの関係の構築だ』と述べた」と報じた。

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