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野田首相の「忘戦」発言が明らかにした好戦的傾向

 日本の野田佳彦首相は先日、航空自衛隊観閲時の演説で、いかなる状況下でも「国を守る職責を履行」するため準備を整えるよう指示した。自衛隊への指示は1カ月前の就任以来初だ。野田首相は古代中国の名言「天下雖安忘戦必危」(天下安なりと雖も戦を忘るれば必ず危し)を特に引用し、自衛隊が戦備を強化し、戦争準備を整え、国の直面する安全保障上の試練に対処する必要性を強調した。首相としてのこの発言には、好戦ムードの台頭を感じざるを得ない。澳門日報が24日付社説で伝えた。

 「天下雖安忘戦必危」は古代中国の兵法書『司馬法』にある言葉で、「国がたとえ安定していても、戦争の危険性を忘れれば、その安全は必ず脅かされる」という意味で、軍事的手段によって国家問題を処理する準備の必要性を暗に示している。この言葉にはもちろん道理がある。だが問題なのは、野田首相が第二次世界大戦時に日本の侵略で大きな被害を受けた隣国の人々の感情に配慮しているのかどうかだ。実は「忘戦必危」にはまだ上の句がある。「国雖大好戦必亡」(国大なりと雖も戦を好めば必ず亡び)、すなわち「国がたとえ強大でも、戦争を好めば必ず滅びる」という意味だ。この上の句こそ、日本の首相が本当に引用すべき言葉だ。

 あらゆる兆候は、日本の対中警戒・けん制戦略が構想レベルから実行レベルへ移り始めていることを示している。野田首相の発言によって中国人は「発展は絶対的優先事項だ」「軍事力強化は絶対優先事項だ」「後れをとれば殴られるのは不変の道理だ」ということを再び直視したのである。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年10月25日

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