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東アジアが汲み取るべき教訓

 「米国の東アジア回帰」というのは、成立し得ない言葉だ。そもそも米国が東アジアから離れたことはないのだから。イラクとアフガニスタンの戦争に注意を奪われて、東アジアにおける米国の戦略的プレゼンスが過小評価されていただけだ。(文:楊子岩。「人民日報海外版」掲載)

 ヒラリー米国務長官は様々な場で、米国が依然として太平洋の世紀の支配者であることに言及している。この世界は依然米国が主導しているということに、アジア諸国は気づくべきだ。

 米国が東アジア政策を打ち出しても、一国だけでは何にもならない。米国の政策が効果を上げるか否かは、その介入に対するアジア諸国の反応次第だ。

 見たところ、米国の政策は確かに効果を上げているようだ。その触媒となっているのが、全体の協調を欠いた東アジア各国の勝手な振る舞いだ。昨年、世界の安全保障情勢に明らかな変化が生じた。東アジア地域、特に中国周辺海域が突如安全保障上の焦点となり、東中国海、黄海、南中国海で太平洋方面の圧力が同時に高まったのだ。

 東アジアの今日の衝突の根本的原因は歴史に求めることができる。第二次世界大戦後、米国はソ連に対抗する必要性から、米日同盟を主軸とする安全保障構造を東アジアに構築し、今日の釣魚島、朝鮮半島、台湾海峡、さらには南中国海問題につながる種を埋めた。

 米国と同盟を結べば枕を高くして寝られると当然のように考えるのは誤りだ。米国の真の目的は同盟を利用して東アジアを牽制し、均衡を図ることなのだから。

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