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APEC首脳会議:重要性を増す中国の役割

ハワイのビーチ(9日撮影)

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の開幕を目前にしたハワイ・ホノルルでは、すでに中国が一番の話題となっている。

 現地時間10日にAPEC・CEOサミットがシェラトン・ワイキキホテルで開催される。9日午後にホテルのロビーを訪れると、APEC加盟国・地域の経済成長の成果と展望に関する展示パネルの設置を職員が急いでいた。「経済規模と成長速度:安定的発展の堅固な中核」と題するパネルには、大小様々なオレンジ色の円で各加盟国・地域の2010年の経済規模と2011-2020年の年平均成長率予測が示されており、予測成長率では中国がトップだった。

 APEC首脳会議で米側組織委員会のハイレベル顧問を務めるマイケル・ミハラク元駐ベトナム大使は取材に「APECにとって非常に重要な趨勢は、中国がさらに活発になり、ますます重要な役割を発揮するようになっていることだ」と指摘。その例として中国による「低炭素都市モデル事業協力の強化、省エネ・排出削減の促進、エネルギー効率の向上における協力」イニシアティブ、中国の提言で設立された「APEC海洋持続可能発展センター」を挙げた。

 ミハラク氏は2005年から2006年までAPECの米側高官を務めた。ミハラク氏は「中国には世界経済発展のエンジンとなる能力がある。APEC各加盟国・地域は中国が重要な役割を発揮することを期待している。世界経済の発展を次第に成長するパイにたとえるなら、APECのシェアも次第に大きくなっている。全世界のGDPに占めるAPEC加盟国・地域の割合は2010年は56%だった。2020年には58%に増加するだろう。世界で最も重要な経済体の1つである中国は、この過程で重要な役割を発揮している」と述べた。

 ミハラク氏は、米中両国の企業は非常に建設的で、経済繁栄・発展を促進する関係にあると考えている。米国企業が中国での経営環境に加え、米中間で「貿易戦争」が発生する可能性にも非常に関心を寄せていることは様々なメディアが報じている。米国の企業家はAPEC・CEOサミットでの胡錦濤主席のスピーチに極めて大きな関心を寄せている。中国首脳にとってこれは、米国企業について理解し、両国企業間のより良い互恵協力について彼らの意見を聞く良い機会でもある。「今年5月に訪中した際、私は中国の企業家にCEOサミットへの参加を促した。100社以上からなる大規模な企業か代表団が参加すると聞いている。米中企業家間の新たな連絡ネットワークを築き、一層の協力を促進すべく努力する」。

 ミハラク氏は15年前に中国勤務を経験した。ミハラク氏は「15年前と比べ米中関係は大きく発展したが、いくつかの問題において意思疎通、交流、理解が必要なことも確かだ。行動も必要だ。中国が様々な形の保護貿易主義に反対を表明するのは、もちろん良いアイディアだ」と指摘する。グローバル経済の発展に伴い、貿易の自由化促進は、世界に恩恵をもたらし、保護貿易主義の堅持は正反対の結果をもたらす。国際貿易にはルールが必要だ。こうしたルールは各加盟国・地域の協議にかかっている。協力のプラットフォームとしてのAPECの価値もここにある。APEC首脳会議では貿易と投資の自由化・円滑化が議論される。国際貿易システムの改革と発展において、中国は当然改革案を示すことができる。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年11月11日

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