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中国のAPEC加盟20年、開放理念を実行

 アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が12、13両日に米ハワイで開催され、胡錦濤国家主席も招待を受けて出席する。胡主席の出席は今年年末にかけての中国の一連の重大な外交活動の重要な一環であるのみならず、APEC加盟20周年にあたり、中国による開放理念の実行、地域協力への参与を詳しく振り返る重要な契機ともなる。

 1991年11月12日の第3回APEC閣僚会議(ソウル)で中国は主権国家として、台湾と香港(APEC内での呼称はChinese TaipeiとHong Kong, China)は地域経済体として、正式にAPECに加盟した。中国が当時の状況下でAPECに加盟したのは、中米関係の改善、外交局面の打開という現実的必要のみならず、それ以上に対外開放の拡大、地域経済協力への積極的参与という長期的な考慮に基づくものだった。冷戦が終結したばかりの当時、経済グローバル化と地域経済一体化の流れが急速に盛り上がり、APECに代表されるアジア太平洋地域経済協力も急速に勃興していた。域内諸国は中国の潜在的経済力と市場を非常に重視し、中国との協力を望んでいた。中国としては、改革開放が徐々に深まり、対外経済、貿易、技術交流・協力が急速に拡大し、沿海部の開放地区を中心に対外開放・協力ルートを積極的に開拓する中で、外国との経済・貿易関係を徐々に開拓し、地域経済協力に参与することの必要性や切実性が日増しに明らかになっていた。APEC加盟は一層の改革開放と経済建設の加速にとって重要な意義を持つだけでなく、地域、さらにはグローバルな経済協力に深いレベルで参加するための重要な一歩を代表するものであった。

 過去20年来、中国はAPEC各分野の協力に積極的に参与し、APEC内での地位と影響力を高め続けてきた。中国の国家主席はAPEC首脳会議に毎回出席した。2001年には議長国として上海首脳会議を開催し、成功をおさめた。閣僚級会議その他の会議も数多く主催。特に2010年と2011年には第5回APEC労働担当相会議と第1回APEC林業担当相会議を開催。いずれの会議にも胡主席が出席し、開幕式で式辞を述べ、人的資源と林業協力について重要な提言を行った。これは地域のあまねく広がる成長と持続可能な成長の推進への重要な貢献となった。過去20年来、中国はAPECの枠内で「アジア太平洋の森林の回復と持続可能な管理ネットワーク」「アジア太平洋財政・経済と開発センター」「APEC海洋持続可能発展センター」「APEC技術移転センター」「APEC港湾サービスネットワーク」「APEC中小企業サービスアライアンス」「中国APEC環境保護センター」「APEC電子商取引ビジネスアライアンス」「南開大学APEC研究センター」の設立を主導し、「中国APEC科学技術協力基金」「中国APEC協力基金」を創設し、APECの経済・技術協力を資金面で支援し、アジア太平洋地域の経済協力と社会発展を促した。これは各加盟国・地域から高く称賛され、関係分野の対外開放を促進すると同時に、責任ある大国としてのイメージを鮮明にする効果をもたらした。

 APEC協力に参加した20年は中国にとって、たゆまず対外開放の水準を高め、その程度を深めた20年だった。開放と改革を緊密に結びつけ、開放を通じて国内の市場経済体制を整備した20年だった。国際分業と協力にさらに広い範囲と深い程度で参与し、推進した20年でもあった。この20年の経験は、対外開放路線を歩んで初めて、経済グローバル化のチャンスを捉えられること、対外開放と国内の発展・改革を結びつけて初めて、経済グローバル化の中で利益を確保できること、グローバルな貿易と投資の自由化・円滑化プロセスに参与し、推進して初めて、自国の発展を世界経済の発展に融け込ませる互恵・ウィンウィンを実現できることを物語っている。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年11月12日

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