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米国とイスラエルはイランを軍事攻撃するか?

 リビア戦争が終結を迎えるやいなや、米英はイランを次の標的に定めたようだ。国際原子力機関(IAEA)は8日夜、米欧の重圧を受け、イランに核兵器開発の疑いがあるとする報告書を初公開した。この報告は米国がイランを軍事攻撃する新たな「口実」になると見られ、米英やイスラエルが「リビアモデル」の再演を図る可能性が取り沙汰されている。だがイランはリビアとは異なる。イラン攻撃の可能性に関して、軍事専門家の意見は分かれる。

 米国防総省高官は先日「すでにイランは米国にとって最大の脅威だ」と発言した。ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は、米国が計画通りイラクから戦闘部隊を撤退した後、ペルシャ湾岸地域に軍事基地を設立するためにクウェートと交渉中だと報じた。米国がイランとの軍事対立を前に準備を整えるべく、ペルシャ湾岸地域での軍事的プレゼンスの強化を計画していることは明らかだ。

 イスラエルは米国の対イラン攻撃に対する事前協調の確約を拒んだが、米誌ザ・ディプロマット(4日付)は、イスラエルによる対イラン先制攻撃を米国は事前に承認するに違いないと分析している。イランを叩くかどうかの最終決定権は米国が握っている。イスラエルが入植地を建設しても米国人の命は直接脅かされないが、米国の承認を経ない対イラン攻撃が行われればそうはいかない。

 著名な軍事専門家・彭光謙少将は7日午後、人民網の「強国フォーラム」で「米国にとってイランはずっと内部に潜む重大な災いだった。イラクとアフガニスタンからの撤退後、米国に一定の余力が生じる。順調に続いたビン・ラディンとカダフィの射殺も後押しとなり、対イラン戦争発動の議論が盛んに飛び交っている。だがイランに手を出すのは容易ではないだろう」と指摘。その理由として(1)イランの反撃能力はフセインやカダフィの比ではない(2)イランは中東における重要な戦略パワーであり、イランを叩けば中東全体への影響が免れない(3)オバマ大統領は来年再選を目指しているが、イランへの武力行使は選挙戦に極めて大きな不確定性をもたらす(4)対イラン作戦に向けた米国の軍事展開はまだ全く整っていない----の4点を挙げ、来年の大統領選前に米国が武力を行使する可能性は排除はできないものの小さいとの見方を示した。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年11月14日

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