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米国の「回帰」後の東アジア協力 (2)

 米国のアジア太平洋「復帰」は別に目新しいことではない。実際には、米国がこの地域から離れたことはない。近年米国はイラクとアフガニスタンでの戦争に深くはまっていた上、二国間軍事同盟の運用を重視し、東アジア協力に対しては「善意の」軽視の姿勢をとっていた。だが東アジア協力がたゆまず発展し、影響力が高まり続けるのを前に、部外者で居続けることはできなくなった。米国が今回東アジア「回帰」を選択した1つの重要な理由は、この地域との経済的結びつきを強化し、東アジア市場を奪取し、自国経済の浮上を図ることだ。

 東アジア協力は約20年の発展を経てきた。その実践は「ASEAN主導」「協議による合意」「各国への配慮」という協力方式・原則が地域の特徴に合致し、効果的であることを証明している。われわれは上述の東アジア諸国の懸念が杞憂に終わることを望む。また、米国が「回帰」後、次の面でプラスの役割を発揮することを期待している。第1に、東アジア協力の影響力の拡大。米ロの参加によって、東アジアサミットは地域の全ての大国を含む最高レベルの戦略フォーラムとなる。各国が戦略フォーラムとしての東アジアサミットの性質を堅持し、教育や災害対策など5つの重点分野で引き続き協力を推進することを望む。第2に、東アジア協力の拡充。米国のアジア太平洋「回帰」後、東アジア協力が開放・包含の構造を維持し、アジア太平洋協力と矛盾せずに並立し、相互補完することを望む。第3に、地域の安定維持。東アジア協力の多国間枠組みに大国が集結することで、各国の意思疎通と協調の強化にも新たな場が設けられる。

 東アジア協力において、中米関係は決してゼロサムゲームではない。中国は地域協力において、開放・包含の原則を長年堅持してきた。また、アジア太平洋地域における米国の正当な利益を尊重し、アジア太平洋問題における米国の建設的役割を歓迎すると繰り返し強調してきた。われわれは米国も同様の度量をもって、東アジア諸国との利益の合致点を探し、地域の安定・発展の大局に立って、東アジアの特性とモデル、関係各国の利益を尊重し、互いの利益上の懸念をうまく処理し、東アジア地域の平和・相互信頼・協力を共に促進することを希望する。(編集NA)

 「人民網日本語版」2011年11月18日

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