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専門家:南中国海に公海は存在せず

米国は「通りすがりの者」に過ぎない

 米国は長年にわたり、南中国海における航行と上空の飛行の自由を堅持し、南中国海を公海と見なそうと企ててきた。英国、オーストラリア、日本、インドなど非沿岸国も次々と南中国海における航行と上空の飛行の自由を主張し、南中国海紛争に介入し、沿岸各国の対立を激化させている。(文:潘国平・西南政法大学教授。「環球時報」掲載)

 南中国海に公海は存在するのか?非沿岸国である米国に航行と上空の飛行の自由は成立するのか?答えは否だ!南中国海に公海は存在しない!米国など非沿岸国は一定の条件下で航行と上空の飛行の自由を享有することはできるが、わがもの顔に振る舞うことは断じて許されない。

 「9点破線」(中国語「九段線」。南中国海で中国の主張する境界線で、「牛の舌」とも呼ばれる)内は歴史的水域であり、公海の存在する余地はない。南中国海は古来中国の領土だ。鄭和は7回の大航海によって南中国海を開発し、かつ行政管轄を確立した。抗日戦争勝利後、中華民国政府海軍は南中国海海域・島嶼を使用し始め、水文学調査を行った。1947年には「11点破線」を主権と権益の境界線として確立し、世界に公布したが、国際社会は反対しなかった。1949年に中華人民共和国が成立すると、ベトナムとの友好関係から2点を譲り、「9点破線」を保持した。これは中国地図に明記し、かつ世界中で発行したが、関係国は黙認した。1958年に発表した領海声明で、中国は南中国海諸島を明確に自国領と宣言した。ベトナムのファム・ヴァン・ドン首相(当時)はこれに賛同した。1996年7月7日の「国連海洋法条約」国内発効まで、中国は終始一貫して「9点破線」を南中国海における中国の主権および付属権利の境界線として堅持してきた。つまり、南中国海における中国の歴史的権利はすでに1947年に形成されていたのである。1947年というのは非常に鍵となる時間点であり、これを明確にしなければならず、断じてぐらつかせてはならない。南中国海における中国の歴史的権利は「9点破線」にあり、「9点破線」内に公海の存在する余地はないのである。

 また、「9点破線」外の水域も周辺国の主張する200海里の排他的経済水域(EEZ)にほぼ覆われている。現在周辺国は基線から12海里内の領海、24海里内の接続水域、200海里内のEEZを主張しており、残る水域を公海としないばかりか、すでに「9点破線」を越えて中国の歴史的水域に侵入し、中国の主権と海洋権益を著しく侵害している。ベトナムやフィリピンは200海里のEEZにも満足しておらず、一部海域を公海として残すのは不可能だ。このため、「9点破線」外にも公海はほとんど存在しないのである。

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