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著名な「チャイナスクール」政治家、近藤昭一氏が読み解く中日関係 (3)

 ----日本は対米、対中の三角形をどう処理すべきか。

 戦後日本の社会・経済発展において決定的役割を果たしてきたのが米国であることに目を向けなければならない。日本の社会運営の中には社会主義的要素もあるが、米国モデルが主導的地位を失ったことはない。だが世界の歴史は、純粋な資本主義も社会主義も国家発展のモデルとして完全な成功はおさめていないことを証明している。したがって私は、アジアの地位向上に伴い、日本は独特な、東洋思想を備えた国家運営モデルの模索を試みるべきだと考える。米国の資本主義モデルをそのまま用いるのでもなく、もちろん社会主義要素を導入するというのでもなく、中米両国の社会体制の優れた点を幅広く取り入れ、中間路線を採用することが、日本にとって最も現実的な選択だろう。

 日本がどのような国家発展方式を構築するにせよ、健全な日中関係は極めて重要だ。

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